正月明け 旅行 後編

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2泊3日の正月明け旅行。
始めは9人だった大グループも徐々に削ぎ落されていき、
最後には僕と息子と末娘の3人となりました。

何をしても許される僕の思い通りメンバーです。
正月休みだからってのんびりできると思うと大~間違い!
一年の始まりこそ気合い入れよう。

やってきたのは熊本の釈迦院。
標高は957mとお話にもならない高さなのですがここはある事が日本一なのです。
入り口からそびえる石の階段。
そうなんです。
ここは階段数日本一の山。

その段数 3333段!

僕は今回で3度目の挑戦。
息子は2度目。
そして末娘は初めての挑戦となります。

さー登るぞ!

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登っても登っても眼前に現れるエンドレス石段。
階段の難しいところは自分の間合いで歩けない事なのです。
決められた歩幅と高さで足を上げないといけないので疲れを調整できないのです。
特に足がまだ短い末っ子にとってはまさに次々と立ちはだかる壁の連続!

一歩一歩ゆっくりと歩いていきます。

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そして踏みしめた石の数 3333個。
ついに石段を登り切りました~。
おめでと~。

1時間15分の登山。
決して早くはないけれど着実に娘の成長の跡が垣間見える登山でした。
ちなみに僕と息子も途中で4回100段レースを繰り返したためにすでに筋肉プルプルです。

ただここから寺院までは更に道を1.5km歩かないといけません。
これが結構キツイ。
このお寺はお参りすると病気にかからなくなるので別名 「ぽっくり寺」と呼ばれているそうです。
この別名が果たして本当に正しいのかどうかは甚だ疑問ですが・・・。

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更に足に厳しい下りを頑張り暗くなる前に下山することができました。
苦行のあとは自由の時間だ!
さーまだまだ遊ぶぞ。

温泉に入ってから寿司を食べてゲームセンターで遊んで好きなDVDを買って車で見ながら、
みんなでそのまま車で就寝。
軽自動車ですがどこでも寝られる僕達にとっては例え3人でも車内は快適そのもの。

今夜のお泊りは道の駅 通潤橋。
ここは石でできたアーチ状の用水橋です。
疲れでまったく起きてこない子供たちはそのまま寝かせておいて、
朝一から一人で橋を散策。

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続いて向かったのが南阿蘇にある「宝来宝来神社」(ほぎほぎじんじゃ)です。

実はこのお正月に来た常連さんに「ぜひ行ってください!」と勧められた場所だったのですが、
こっちか~。
こっちのお勧めか~。

その名の通り宝くじ祈願の方が来る場所のようですが、
なんというかこんなに「お金」や「銭」という単語が飛び交ってる神社初めて見ましたね。
この写真で見る以上に沢山の真っ赤な鳥居で満ち溢れる境内ですが、
恐らくその数よりも料金箱の方が多かったと思います。

小さい神社の中にはボタンが設置されていて、
それを押すと目の目のTV画面から神主様が厳かに現れて有難いお祈りを捧げてくれます。

そんな神社が沢山あってすべてのモニターからは毎回同じ神主様が登場するのです。
恐るべし最先端の祈願方法。
これなら年中無休で働けますね。

果たしてこんなに俗にまみれた神社があっていいのかどうかは別にして、
面白い場所だという事は確実です。
こりゃー確かに誰かにはお勧めしたくなりますよ・・・。

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その後阿蘇を走り抜けて「アゼリア21」という温水プールで泳ぎ倒す!
ここは人も少なくプールも広く50mプール・周るプール・スライダーまでありとってもおススメでした。

最後にガンジーファームでランチを食べる。
ここのランチバイキングが気になっていたのですが、
冬季は営業しておらず開いているのは1階の焼肉屋さんだけでした。
ここは・・・、それほどおススメできず!
ソフトクリームは超絶美味しいんですけどね。

そして湯布院へと戻ってまいりました。

あっという間に終わってしまった正月休み。
世間の人たちが働き出すように僕達もいきなり連休からのスタートです。
休み明けはいつものことですが・・・。
一番疲れますね・・・。

湯布院カントリーロードユースホステル  

正月明け 旅行 前編

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今年も熱く激しい正月営業が無事に終了しました。
スタッフの3人娘が相当切れ者だったためにかなり救われた年末年始。
本当にありがとう!

2017年も気持ちよく終わり、
2018年も期待に胸膨らむ年となりそうです。

しかしながら当然走り続けて疲れ切った身体と心に休息を頂こうということで、
正月明けの2日間お休みを頂きました~。

今年も行ったのは去年に続いて杖立温泉の「ひぜんや」さん。
ここは広い館内の廊下に大分県と熊本県の県境があるという一風変わったホテルなのです。
しかし館内にはお風呂が5つあり、ボーリングもカラオケもあり、
部屋も広くてくつろげるので気兼ねなくゆっくりできるんですよね。

ちなみに今回は9名で泊まったのですがお部屋は32畳。
合宿場かっ!という程の広さでした。

初日は日田の街の喫茶店で奥さんとお茶しながら最後の年賀状を仕上げ、
その後義母家に行っていた子供達と1週間ぶりの再会!

そしてひたすら温泉巡りでまーったりです。
人が作ってくれる料理はなんでも美味いっ!

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たらふく食べてたらふく飲んで気持ちよく爆睡の朝。
目覚めると外はエライことになってました。
杖立温泉でも今季初の積雪だそうです。

どんどんと降る続く白き妖精に大喜びの子供達とは対照的に、
お客さんのほとんどは朝からひたすら外を眺めたり携帯で天気予報を調べたりと忙しそうです。
恐らくノーマルタイヤの人が多いのでしょう。
どうかお気をつけてお帰り下さい。

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最後に朝から雪見温泉を頂き、
今年も杖立温泉ありがとうございました~。
ここ恒例にしてもいいな。

ここで奥さんとお義母さんは勉強の為に留守番している長女の為に大分へとお帰りです。
気を付けて帰ってくれよ。

さぁ我らも雪の中出発だ!

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続いて向かったのが「鯛生金山」
かつては東洋一とも言われる産出量を誇った金山だったそうです。
しかしこの名前を聞いてもピンとこない方の為にここではもう一つの売りがあるのです。
それが「カメルーン代表」
覚えてますか?かつて日韓ワールドカップがあった時にここ中津江村がカメルーンの合宿地になった事を。
カメルーンチームの到着が遅れに遅れたことで当時相当話題になったのですが・・・。

なんとこの16年前の栄光にしがみつきまくっているのがこの村。
至る所に今だにカメルーンの国旗がたなびき、
この金山の資料館にもまだカメルーンチームの選手の看板やユニフォームが、
まるでつい最近の出来事の様に鮮明に飾られているのです。

そんなカメルーンチーム到来の時には生まれてすらいない子供たちは一切興味はなく、
積もった雪にただただ夢中です。

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しかし金山の坑内はやたらリアルな人形と共に詳しく当時の状況が説明されていて、
とても良かったです。

数年前に一回来たことがあるのですがその時にはなかった、
こんな煌びやかな星々が輝くスターロードまでできてました。

ちなみにこんな天気でお客は来ないと信じていたのか、
9時開館のはずなのに9時半に行ったらまだ入り口の自動ドアすら動かず、
職員の人が大慌てで電気点けたり鍵を開けたりと開始の準備をしていました。

当然800mある坑内は完全貸切でございました。

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その後砂金の採掘体験を楽しむ。
砂をすくっては地道に揺すって石だけを落としていく。
そして最後に残った砂地の中に残る小さな小さな砂金を探す。
この根気と集中力の塊のような作業ではっきりと性格が現れるんですよね。

みんなすぐに飽きて他の事をしだす中で、
最後までひたすら一攫千金を狙って砂の入った籠を揺すり続けたのは僕と息子だけでした。
完全に親子です。

今回のお休みは2日間。
1日目は午後休、2日目は丸1日、3日目は午前休。
つまりまだ半分残ってるんですよ~。

ここで四国から来ていた妹家族とはお別れして、
僕と息子と末娘の3人で更に熊本県を縦に南下を開始。

油断するなよ。
こんな穏やかに終わるわけないじゃないか。
俺たちの本当の戦いはこれからなんだぜ・・・。

後半へ続く

湯布院カントリーロードユースホステル  

男旅 ヒッチハイク 2017 3日目

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いよいよ迎えた旅 最終日。
しかし僕にはこの夜営業再開という重責が両肩に圧し掛かっているのです。
館内準備の為に少なくても14時にはユースホステルに戻らないといけない。

自由だけが取り柄のヒッチハイクの旅で時間を気にしなければいけないこの悲しき矛盾。
結局両雄並び立たずでこの日はヒッチハイクを諦めることにしました。

そして朝6時39分 八代発の電車でひたすら北東を目指す。
人の車の中で気を使いながら進む昨日までとは違い電車の中では息子もこの態度です。

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ひたすら流れる車窓からの風景をボーっと眺めながらただ電車の揺れに身を任す・・・。
するとあっという間に大分県に突入です。
全てが書かれている時間通りの運行。
日本の公共機関の力って偉大ですね!

しかし最後の由布院までの道のりで一か所難所があった。
日田駅から次の電車が出るまでの待ち時間 120分!
ある意味すっげーいい時間だ。
朝から凝り固まった身体をほぐそうぜ。

駅前にあったレンタル自転車を借りて日田の街中を疾走だ~。

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観光名所の古い町並みで由布院で待つ子供と奥さんのお土産を買い込み、
それから向かったのが日田屈指の人気店 「琴音庵」

以前昼時に来た時はあまりの混み様に入店できず、
さらに時間をずらしてきたときには売り切れだったといういわくつきの店です。

今回はOPENの11:00と同時に入店!
誰もいない・・・、貸切だ。

ここの売りはかき氷なのです。
息子は「レアチーズのかき氷」 僕は「ラムレーズンのかき氷」を注文。

ゆっくりとその純白の宝石を口へと運ぶ。
なるほどこうきたか・・・。
噂に違わぬ味。
いや、今まで食べたかき氷の中で一番美味いといってもいいんじゃないか・・・?

かき氷はほとんどおまけで上に載ってるクリーム(?)が超絶美味いんです!
これは人気出るはずですよ。
ラムレーズン好きの僕のツボにぴったりとはまった!

また今度奥さんも必ず連れて来ねばなるまいな。

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冷たい外気中の自転車運転とかき氷ですっかりといい具合に冷え切った身体を温めるために、
熱々のラーメンと日田焼きそばを一気注入だ!

パリッパリの麺が特徴の日田焼きそば。
某有名店のものは値段が高いのが気になっていたのですが、
この日電車の高架下にあった古い中華店の焼きそばは美味しくて安かったですよ。
2人で大汗かきながら瞬殺です。

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2時間かけてたっぷりと食って買って漕いだ日田市。
再び駅へと戻ってきた後は駅前のモニュメントで「 H I T A 」の4文字を完成。
見事な I だぞ!

そして最後の電車に揺られて無事に湯布院に帰ってきました。

これも時間通りの1時39分着。
ふー。
これで今年の旅の予定は全て終了です。

全ての楽しみを消化してしまった2017年。
あとは厳かに最後の業務を執行するだけですね。

「島」がテーマだった今年の旅。
「種子島」 から始まり 「屋久島」 「礼文島」 「直島」 「犬島」 巌流島」 「深島」 「大入島」
と8島を渡り歩くことができました。

中々思い通りにいかない時もあるのですがそれがまた旅の楽しみでもありますよね。
皆さんは残り僅かな今年のお休みをどう過ごす予定ですか?
どうか思い残すことなく楽しんで下さい!

湯布院カントリーロードユースホステル  

男旅 ヒッチハイク 2017 2日目


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昨夜の雨もすっかりと上がったヒッチハイクの旅 2日目。
吹き飛ばさせるような強風が気になるのですが僕達もまだうす暗い6時20分にはホテルを出発。

今回の旅の最終目的地は鹿児島の西に浮かぶ「甑島(こしきじま)」に向かう事でした。
実は今年1年僕の旅のテーマは「島」だったのです。
その締めくくりとして選ばれた甑島。

ただしその第一便がとても早いのでこの日はヒッチハイクを諦め電車で川内駅までやってきました。
ここから港行きのバスに乗り高速線乗り場に向かうだけだったのですが、
やはりなにかあるな・・・、今回の旅は。

駅の構内にあった電光掲示板にたまたま目がいく。

「本日は強風のために甑島行きの高速線・フェリーは欠航します」

無情に流れる赤い点滅で作られた一文。
ガーン・・・。
なんてこった。ここが目的でここまでやってきたのに・・・。

しかし自然には逆らえない。
甑島が無くなるわけではないのです。
まだまだ人生は長い!
また次の晴れた日に来いといういい宿題をもらいましたよ。

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しかし困ったのはこの大きく空いてしまった時間です。
今回は既に寒さに負けて宿は先に取ってしまっているのです。
甑島からは夕方に帰ってくる予定だったので、
ギリギリ行けそうな熊本県の最南端 八代にあるホテルを。

こんな早朝から向かったら早く着きすぎるな。
かといってこの身を切るような強風の中何かやることもない。

そんなブラブラと街中を歩く僕たちの前に現れたのが「漫画喫茶」。
漫画大好きな僕も息子も看板見た途端に心は決まりました。
ここでまったりとしていこう!

そんなこんなで3時間力いっぱいまったりとする父息子。
これはこれで幸せでした・・・。

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心ゆくまでだらけきったところで再び道路という戦場に戻ります。
そして川内の町はずれから再び得意のヒッチポーズスタート!

しかしここからかなりの苦戦の世界が繰り広げられるのです。
やはり田舎の一般道のヒッチ難易度は、
途方もなく高かった・・・。

みんな物珍しそうにこっちを見はしてくれるのです。
でも止まってくれない。

そして30分以上立ち尽くしているその時。
やっと病院に行く途中というオバサマが止まってくれた!

3台目  川内 ⇒ 途中の病院 (川内に住オバサマ)

次の1台は今回の中で最速の10分でゲット。
しかも結局ずっと大回りして鶴の飛来地まで送ってくれたのです。
助かりました~。

4台目 どこかの病院 ⇒ 鶴の保存地区(仕事中のオジサマ)

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ここ出水市は冬にたくさんのツルが飛来する場所として有名なのです。
その数16000羽以上!

その賑やかな様子を動画でどうぞ。
あまりにもツルの声が大きすぎてゐなせが何話しているのかまったく聞こえませんので、
気になる方は「読唇術 入門」を片手にご覧ください。

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そこで売っていた牡蠣を食す。
勢いで「僕も食べる!」と言ったはいいがあまりこの大人の味が分からなかった彼は、
隣の店の揚げ餅の方がお気に召したようでした。
安上がりな男よのー。

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この壮大に広がる干拓地を早く抜け出さなくては・・・。
ほとんど通らない車をピンポイントで狙ってヒッチハイク!
たまたま通りかかった近所のお婆ちゃんが国道沿いのコンビニまで乗せてくれた。

5台目 出水の干拓地 ⇒ コンビニ (ヒッチの意味も知らなかったお婆ちゃん)

それにしても心が澄み渡るように空がキレイですね。

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しかし本当に厳しかったのはここからなのです。
コンビニ前の国道 3号線。
通行量は多いのですがやはりこっちを見るその視線はかなり冷たい。
次々と流れていく車の前に立ち尽くしていると徐々に削がれていく忍耐力。
が、がんばれ~!
結局一度通り過ぎたという3人の女の子グループがわざわざ引き返して来て乗せてくれました。

6台目 コンビニ ⇒ どこかのプール

しかしその車は軽自動車。
若干乗車人数を気にしながらも7km程先まで乗せてくれました。

そして次のプールでもなかなか車は止まってくれず時間だけがただ過ぎてゆく。
そしてようやく止まってくれたおばあちゃん。
なんと車の後部座席は荷物でいっぱい。
「ごめんね~、前しか空いてないけどいい?」
前しか・・?なんと助手席に僕と息子が荷物を背負ったまま無理やり乗るという、
漫画の様な姿で次の水俣市まで乗せてくれました。
これは想像以上にきつかった・・・。

7台目 プール ⇒ 水俣 道の駅(温泉に向かう途中だったお婆ちゃん)

次に乗せてもらったのが軽自動車のお姉さん。
この方がとてもお話上手で水俣の公害の歴史を詳しく教えてくれました。
なんて分かりやすい説明なのか。
それもそのはず。
なんと水俣にある 「水俣病資料館」で働いている方でした。

8台目 道の駅 ⇒ つなぎ美術館(資料館で働くお姉さん)

今度はぜひ資料館行ってみたいね!

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ここでいよいよ日が暮れだしました。
暗くなると一気にヒッチは難しくなります。
そしてぐんぐんと下がる気温。

拝啓
「八代近いからこのままだとすぐに着いちゃうな」
と言って漫画喫茶で3時間過ごしたあの頃の自分へ。
人生甘くみてんじゃねーぞ。

しかしそんな事を言ってもどうしようもない。
今はただひたすら笑顔で手を上げ続けるのみ・・・。

実はこのヒッチハイクをやり続けると左肩がピキピキになってしまうんです。
とくに交通量が多い国道では手を休める時がないので筋肉は悲鳴を上げます。

すでに息子の左手もかなり下がり出しています。
いかん、このままでは一緒に気持ちまでも下がり出すぞ!

ここでも30分以上が過ぎそろそろ身体が冷え切ったその時、
一台の車がゆっくりとこちらに向かってきてくれた。

「こんな小さい子が寒空の下にいるのが可哀そうで・・・」
息子の大活躍でなんと宿泊予定の八代のホテルまで連れて行ってくれた!
本当にありがとうございます!

9台目 美術館 ⇒ 八代のホテル (新婚のラブラブカップル)

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そして本日も無事に夜の20時にはホテルに着。
これもしも甑島行ってたら今日ここに来れなかったな・・・。
これも巡りあわせ。
大いに感謝しながら今夜は2人で居酒屋でカンパーイ!

しかしこのヒッチハイクの旅。
実は旅として成り立ってないんですよね。
恐らく僕一人だったらほとんど進めないです。
今これができるのは息子に対する「小さい子だから可哀そうで」という感情のおかげなんです。
そう考えると果たしてこれを旅として呼んでもいいのかどうかすら疑問に感じてしまいます。

ただお金を節約したからという昔の主目的はこの旅行に全く含まれていないんです。
とにかく息子にどんな状況になっても自分で何とかしていく術を知って欲しくて始めた旅なので、
彼自身がそれを経験として知り、できるという自信がつけばもうこの旅の役割は終わりでしょう。

それは恐らく来年の6年生が最後になるのでは・・・。
あと1回。
きっとそれが彼との最後のヒッチハイクの旅となるのかな・・・。
そんな事を考えて飲みながら2日目の夜は更けていくのでした。

湯布院カントリーロードユースホステル  

男旅 ヒッチハイク 2017 1日目

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今年もこの時がやってきました。
年に一度 我が家の男衆が親指の魔力のみを頼りに旅するこの時が!

さーいってみようか、父と息子 ヒッチハイクの男旅 2017。

生憎空は笑顔の晴天とはいかないのですが、
それでもなんとか僕たちの為に涙をこらえて見送ってくれています。

例年通り1台目のヒッチは我が家から奥さんの車で。
もう恒例なのでお許しください。

そして送ってもらった隣町玖珠のSAから高速道路へと入っていく2人。
時間は既に1時を回っています。
今年は久々に九州南部 鹿児島を目指す旅です。

何一つ描かれていない純白のスケジュール帳に、
一つ一つの予定を自分たちで描いていく創作の旅が今から始まる。
胸は静かに高鳴るばかりです。

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毎回の事ですが最初のヒッチはほんとにドキドキします。
それでももう4年目の息子は自分の役割をしっかりと心得ています。

このヒッチハイク。
成功の秘訣はいかに相手の恐怖と不安を取り除くことができるかという事一点に集約されます。
自分だけの心地よい空間の中に見知らぬ他人を入れないといけないわけです。
そりゃ誰でも躊躇しますよね。

そんなドライバーさんに安心してもらうために必要なのは、
息子の幼さと笑顔。

今日も最前列でばっちり笑顔で手を上げる彼の力で見事に1台目(実質)のヒッチ成功!
1台目  玖珠SA ⇒ 山田SA (山好きのおじさん)

幸先よく進みテンション上がる我々ですがここで突如天からの試練が落ちてくる。
まさかの・・・。
雨です・・・。

このヒッチハイクってやつは雨だとガクーンと成功率が下がるのです。
もちろんこんな濡れてる野郎を誰も乗せたくないですよね。
焦る我ら。

まだ本降りではないこのにわか雨の今のうちになんとか距離を稼ぎたいっ!!
そんな願い空しく次々と興味津々な目でみながらただただ目前を通り過ぎていく車群。

すでに通過台数が200台を超えた時。
奇跡が起こる。
一台の車のドライバーが歩いて近づいてきてくれたのです。

「どこまで行くの~?」
「あの~今日の目的地は鹿児島なんですが・・・、その途中のどこまででも大丈夫です!」
「へ~、俺ちょうど鹿児島まで帰るとこなんだよね、乗ってく?」

キッタ~!!
渡りに船とはまさにこの事。
徐々に大粒になっていく雨の中まさかの2台目で目的地行きの車をゲットです!
2台目 山田SA ⇒ 鹿児島中央駅(大工の棟梁さんと知り合いの息子さん)

そしてその車に乗せていただく事3時間。
予定の夜21時を大幅に上回るなんと18時に鹿児島着です!
本当に助かりました!ありがとうございます!
満面の笑顔で鹿児島中央駅で別れる。

そして鹿児島のホテルにチェックン。
実は毎年野宿で夜を明かしてきたのですが今回は開催が12月末にずれ込んでしまい、
外で寝たら死ぬかもしれないので宿を取っちゃったのです。

まだまだ夜は長いぞ。
これは楽しい鹿児島の夜になりそうだなー。
しかし今までこんなに何もかもスムーズにいったことってないよな。
俺らももう達人だな!
と浮かれる父の前でやはりこの男が黙っていなかった。
我が家の特攻隊長 ゐなせがこの全てが潤滑に回っている幸せワールドをたった一言でぶち壊す!

「・・・、携帯電話 車に忘れてきた・・・」

て、てめぇ・・・、やらかしやがったな・・・。

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ここで補足をしておくとこの忘れてきた携帯とは奥さんが数日前に機種交換した時の中古品で、
もう電話としては使えない代物なのです。
しかしWifiが利く家の中ではタブレットのように使えるので息子が嬉々として頂いたのです。
つまりは無くなっても実質はなんの害もないのですが、
隣でショボーンと落ち込む息子を見るとやはりなんとかしないといけないでしょう。

なにせこの日はクリスマスイヴ。
誰一人として不幸になって言い訳がないっ!
よし・・・。なんとかしよう!

しかしながらお互いにその一瞬だけの出会いで成り立っているのがヒッチハイク。
もちろん相手の連絡先も名前さえも分からない。
さすがにこれじゃー難しいか・・・?

しかしその時頭に僕とその車に乗っていた男の子との会話のあるワンシーンが思い浮かぶ。

「今日この後どこかに行くの?」
「はい。今日はこの後〇〇に行って△△に行った後××でご飯食べて帰ります」

確かこんな会話した!
しかしその内容がまったく思い出せない・・・。
その時。隣で沈む息子が重い口を開いた。
「確か・・・、わさびってお店でご飯食べるって言っていたような・・・」

なっにぃ~!!
さっそく大分県の父に電話をして鹿児島にある「わさび」という店を調べて貰う。
(僕は携帯を持っていないので調べられない。こんな時は超不便だ)

その結果・・・、なんとその店が見つかった!
得られた情報は

①鹿児島の 中山(ちゅうざん)という所にある
②近くに中山美容外科がある
③谷山という駅の北西 2.5km辺りの所にある

という3点。

なんか希望が見えてきたぞ。
さっそく2人で電車で谷山駅へと向かう。
そして下車後はひたすら北西目指して歩き続ける事40分。
そろそろ2.5km位いっただろうとそこらじゅうの人に聞きこむがなかなか有力な情報が得られない。
思った以上に中山エリアは広かった。
ただこれ以上の情報は持ってないので聞き込みで探すしかないのです。

なんか街中で人から話を聞きまくるドラゴンクエストの主人公の様な気分になりながら歩く2人の勇者。
そして2時間近くたった時。
あるコンビニで最有力な情報をゲット!
「確かここから1.5km位のとこにあるオシャレな居酒屋がそんな名前だったような・・・」

サンキューです!店員さん!
購入したアイスを頬張りながらラストスパートをかける我らの前に現れたのは確かに
「WASABI」と書かれたオシャレな洋風居酒屋さん。
ここなのか・・・?

恐る恐る扉を開けると・・・、いた~!!
先ほどの大工さんと男の子に驚きの再会!
この時ばかりは涙が出そうでしたね。

そして無事に車に忘れられていた携帯電話も手に入れる事ができました。
ちなみに帰りは駅までは2km位。
恐らく7km位は無駄に回り込んで歩いてましたよ。

やっと写真の説明に戻りますがこれは無事に鹿児島中央駅に戻った時に撮った、
携帯電話と一緒に笑う息子の一枚です。

ホテルに帰り着くと既に22時を回っていました。
携帯事件の為に全ての自由時間が無くなった初日。
しかし胸の中の達成感は鹿児島に到着した時以上のものでした。

それにしてもたまたま僕がしていた会話の中の一言をたまたま息子が覚えていたために起こった、
今回のありえない大逆転劇。

やっぱりこれが子供に優しいクリスマスマジックですよね。
そんなわけで波乱の予感しか匂わない今回のヒッチハイクの旅。
とにかく初日は終了でーす。

湯布院カントリーロードユースホステル  

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