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日本最高遊戯施設への挑戦

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今回遥か関東エリアへと出向いた男旅。
朝の2時からの大目標であった富士山登頂を成し遂げ、
いよいよここからはうちの息子の夢時間です。

彼が希望した事とは・・・。
やっぱお前も普通の小学生やな。
そうです。
夢の楽園 ディズニーランドだったのです!

「だって僕行ったことないもんっ!」
と断固言い張る彼。

てめぇ、4年前に確実に連れてきてやったろうが・・・。
しかしそんなことはもう彼の記憶の片隅にもないそうです。

そんなわけで荒く厳しい大自然の世界から一転、
華やかで賑わうおとぎの国で気分を入れ替えて遊びまくろう!!

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それにしても暑かった東京!(千葉ですが)
園内の気温は35度オーバー。
しかしスタートが若干出遅れてしまった僕たちは、
それを取り返すために必死に園内を駆け回ります。
さらに痛恨なのがすでにファストパスが出終わってしまっていること。

つまり全アトラクション素直に並んで待つしかないということなのです。
それでも7月の平日ということが原因なのか・・・?

この日の最大待ち時間は「スプラッシュマウンテン」の90分でした。
こいつだけは乗れなかったのですが、
その他のアトラクションは主要どころはだいたい乗りましたよ!

僕達が一番長く待ったのもプーさんの40分だけ。
これは恐らくかなり空いていると言えるんじゃないでしょうか。

思い漕がれ、夢にまで見たディズニーランド。
その夢がついに叶った息子なのですがどうも思い描いていた理想とは大分ずれがあったようです。

そもそもここに来てる人たちはずっと前から下調べして、準備して、
色々なキャラクターや小物で飾りつけと、
その全ての過程を含めてこのディズニーランドを楽しんでいます。

一方僕たちは山登りの後なのでジャージとTシャツというやる気0の格好。
しかも疲れ果てた男2人が朦朧としながら園内を彷徨っている。
明らかに雰囲気と心意気が周りの華やかなそれとは違うのです。

また彼が望むような超絶叫系のマシンもこの夢の国には一切なく、
それがまた気に入らなかったようです。
30分待って乗ったビックサンダーマウンテンも一回転するわけでなく、
適度にスリリングなコースを回ってくる設定のみ。

お前なー。
完全に勘違いしてるぞ。

ここは乗り物自体で楽しむ場じゃないんだ。
この現実離れした幻想的な空気と世界観を楽しむ場なのだ。

まだまだお前には早かったな・・・。
いつか彼女と一緒に来て心からここを楽しみな。

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それでもでっかく来たのだから時間の許す限り2人で園内を駆け巡る。
ただ椅子に座って眺める系のアトラクションは厳しかったですね。
座った瞬間に2人ともコクコクと寝だしてしまうのです。

最終的に全部で18のアトラクションに乗り切り、
精も根も尽き果て夜の21時半に夢の国から出国。

ちなみに乗ったアトラクションの中で一番衝撃的だったのが「白雪姫」でした。
「ピーターパン」や「プーさん」同様に乗り物に乗って、
次々にストーリーが繰り広げられる部屋を回っていくというありがちな作りなのですが・・・。

まず最初に出てくるのが魔女!
意地悪そうな魔女が次々と僕達を威嚇してきます。
真ん中あたりの部屋でやっと小人と白雪姫が現れるのですが、
彼女を拝めるのは後にも先にもその一回のみ。
次に進むとまたもやいじわるな魔女が嬉しそうに現れるのです!
完全に入れ替わってしまっているヒロインと脇役の立ち位置。

一体いつ白雪姫と魔女の駆け引きは行われるんだ??
王子様の登場はいつ??

様々な期待を背負いながらひたすら魔女に煽られながら進み続ける乗り物。
そして全く本編のストーリーに触れられないまま頭上を見上げると、
なんと魔女が僕達に大きな石を落そうとしてきてるではないですか!
こんなシーンあったけな??と疑問に思っている中、
「あぶなーーーい」という小人の叫び声と共にキキ―と止まる乗り物。

そしてそこには笑顔で迎えてくれるスタッフのお姉さん。
「ありがとうございました~」ってこれで終わりっすか??
乗客みんながきょとんとした表情のまま戸惑いながらアトラクションから出て行きます。
そこには笑顔も感動も何もなし。

ただ僕は白雪姫の設定をまったく無視したあまりにも斬新な作りにある意味感動しました。
こんなにも後味が苦いアトラクションは初めてかも・・・。
ひょっとしたらディズニー側もどんどん広がる人類の嗜好趣味の多様性の可能性を、
密かにここで探っているのかもしれないですね。

少なくとも僕には今日一番の心に残る時間でした。

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舞浜駅からの超満員電車に揺られ、
本日のホテルに着いたのは10時半。

朝の2時から始まった今日という一日。
富士山登頂とディズニーランドという恐らく息子にとっては人生で最も濃い一日となったでしょう。

最後は歩くのも難しい位にびっこを引きながら部屋まで歩いてきて、
荷物を降ろして歯を磨いたら何も語ることなくベッドに倒れ込んでいました。
お疲れさん。

僕もこの時結構限界寸前だったのですが、
まだ僕の戦いは終わっていないのです。

そう。このあと3時からは運命の 日本vsベルギー戦なのです。
死ぬか・・・?いや死んでもいい。
この一戦だけはなにがなんでも見なければ!

よし、少しでも仮眠を取ろう!
と思いながらふとTVをつけてしまうとそこにはなんとブラジルvsメキシコ戦が!

あー終わった。
俺終わった・・・。
これはもう見るしかない・・・。

そうして・・・、
僕の長い長い一日は終わることなく続くのでした。

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もはや究極とも呼べるくらいの睡眠不足で目覚める朝。

それでも一ミリも後悔はないです。
それくらい素晴らしい試合を見せてくれた日本代表!
あんなに気高く美しい代表はちょっと記憶にないです!
本当にひょっとした勝てるかも・・・?と本気で夢の高みへと導いてくれました。

結果的には大逆転負けされたのですがどの選手にも一切のミスも間違いもなかったです。
全て出し切り持てる以上の力を発揮した上での正当な結果だと思います。
試合後選手同様僕もTV前で号泣でしたが、
自分が日本人であることが誇らしくてしょうがない夜でした。

改めて崇高な時間を与えてくれた日本代表の皆さんに心から感謝です!

さーこの旅はあとは帰るだけだな。
しかし昨夜の白雪姫の呪いをどこかに持ってきてしまったのかもしれません。
このまま平穏には終わらないこの旅。

飛行機の時間は10時30分。
十分に余裕をもって準備していた僕に、
奥さんから衝撃の電話が入るのです。

「九州台風直撃で小中高全部休校になったよ。飛行機今日飛ばないんじゃない??」

えーーー!!??
既に梅雨明けし晴れ渡る関東にいる僕は想像もしていなかった。
まさか九州に台風さんがいるなんて!

慌てて荷物をまとめて空港へと急ぎます。
乗れないならそれはそれでしょうがないのですが、
大問題が一つだけあったのです。

それは僕がお金を持っていないという事。
普段から僕は財布を持っていなくて、
こうやって出かける時は奥さんが必要な分だけ持たせてくれます。
なのでもしも飛行機が飛ばなくてどこかにもう一泊となると、
その宿代・移動代・食事代などがまったく足りないのです。

祈るような気持ちで空港に入るとまず飛び込んできた、
「宮崎便 運行中止」の文字。

やっべー!!
大分便は??
「条件付き運行」
ななな、何?条件って?

「機長の判断で成田空港に引き返すこともあります」
なるほど。しかし一応飛ぶんだな。良かった。

そして乗客全員がなんとなくソワソワする中大分行きの飛行機は無事に離陸。
ひたすら荒れ狂う暴風雨をものともしない機長の超絶テクにより、
最終的に無事に大分空港に着いた時には感動的ですらありました。

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そして迎えに来てくれた奥さんに拾ってもらい、
3人で大荒れの台風を眺めながら無事に帰ってこれた祝いのケーキを美味しくいただく。
これで今回の関東遠征の男旅は終了です。

最初から最後までなんとも気の抜けない旅でしたが、
達成感は満載です。

息子が卒業するまであと9か月。
あと1~2回位は旅できるかな?

とりあえずこの長い長いブログも書き終えたしメールのチェックも終わったので、
3日ぶりにゆっくりと眠らせてもらいたいと思います。

長らくお付き合いいただきありがとうございます。
そしておやすみなさい。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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