東京出張 2017

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今年も春恒例のユースホステルの東京会議に出かけてきました。

これはもはや半死語と化しつつあるこの「ユースホステル」というブランドを、
いかにして蘇らせるのかという事を選ばれし3名のメンバーが北は北海道南は九州から集まり、
1晩中話し合うという究極のミッションなのです。

かつて日本中に65万にいたとも言われるユースホステル会員が今や3万人を切ってるんです。
再興を考えるよりいかに美しく消え去っていくかを考える方がより有意義な気がしなくもないですが・・・。
いやいやそんなことは決して言ってはいけない。
なんとか少しでも前に進める様な切り札を見つけ出さねば。

しかしながら隅田川で行われたこの秘密の話し合いもすっかりと煮詰まり、
気分直しにとりあえず夕食へ。
ちょうど桜が満開でした。
東京ではわざわざライトアップする必要もないんです!
輝くネオンライトだけで十分に夜桜が楽しめます。

まずは3人で海鮮を食べてお腹を満たすと、
リーダーのYさんから「ちょっとだけ飲んでいこうか」とお誘いが。
えーえー、もちろん行きますとも!
こんな時じゃないと飲みに行かないですからね。

元プロの料理人と言う異色の肩書を持ちしょっちゅう東京に来ているYさんの、
揺るぎない足取りに引っ張られて辿り着いたのは銀座。
おっと、銀座ですか。さすがは料理人さん。
でもお財布の中身大丈夫かな?
格好も普段着だしあんまり格式高いとこだと困るなぁ~。

と不安げな僕たちをよそ目にYさんが開いた重い扉の奥から聞こえたきたのは・・・、まさかの・・・、

「お帰りなさぁ~いぃぃぃ!ご主人様ぁぁぁ~!」

なんとまさかのそっち系の店でした。
人生で初めてドリンクに美味しくなるオマジナイを唱えて飲みました。
そしてすっかり緊張もほぐれ大いに浮かれた僕達はダーツにカードにと、
結局最終電車ギリギリまではしゃぎまわったのでした。

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翌日も朝から再び話し合いの続きを。
朝からと言っても僕達全員普段から朝早い人種なのでめっちゃ早いですよ。
前夜何時に寝ろうが関係なし。
結局5時半にはみんな起きだしシャワー浴びて飯食って6時半過ぎからは会議再開です。

今年もユースホステル復活というとてつもなく重く難解なパズルを解くことは出来ませんでした。
だけど挑戦しないとその可能性すらない。
また1年いろいろ考えてみましょう。

そして10時に会議終了後は昨年と同様車をレンタルして1人ドライブへ。
正直一人で東京の過ごし方本当に分からないんですよね。
その点車さえあればどこにでも行けるし安心するんです。
今年は富士山周辺をくるっと回りました。

どーですか?!
この河口湖から望む日本一の山の雄姿!

なんとこの日に限って天候激悪化!
普通に走るのも厳しい程激しく叩きつける雨。
えーんえーん、富士山見たかったよ~。

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途中車を走らせていると道路脇に温度計がありました。
その数値 3℃。

おいおい、九州から来た田舎者だと思って適当な数字を載せやがって・・・。
3℃なんて気温なわけねーだろっ!
九州男児(10年だけ)をなめんじゃねぇぇ!

と外に出てみると震えるほどの寒さ・・・。
まじっすか?
高速道路も諏訪から先がまさかのチェーン規制がかかってました。
どこなんだ?一体ここは・・・・?

せっかくなので途中の鳴沢氷穴に入ってきました。
床凍ってましたよ。
そして名物の桔梗しんげん餅パフェを食べながら売り子さんと話をすると、
ここは標高が1000mでもう富士山の2合目に当たるそうです。

ちょっと待てよ。
するともう富士山に登っちゃってるってことですか?
この日本一の名峰に一度も登ったことないんでちょっと感動。

こんどから「富士山登った事ありますか?」と聞かれたら。
「いやー2合目までは行ったんだけど天気が悪すぎて勇気をもって引き返してきました!」
と自信をもって答えよう。

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ちょっと雨が小降りになった隙をついて青木ヶ原樹海を散歩。
学生時代数人の仲間と一緒に樹海に入り込んで出れなくて1泊して帰った記憶が蘇る。
ただあの頃はこの周辺道路一体に

「思い直せ」
「まずはここに電話」
「お父さんお母さんが泣く」

などあらゆる引きとめの看板が並んでいたのですが、
1つもなくなっているんです。
なぜでしょう?

今の若い子は携帯電話にお金と手間がかかりすぎて、
旅行も趣味もしないって聞いたことはあるのですが、
その流れで自殺もやめちゃったかな?
それならそれでなかなか携帯電話いい仕事してますね。

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なんにも見えない富士山周辺を後にし南アルプス市を北上。
今回の1番の目的は学生時代にずっとアルバイトをしていた山小屋の主の家を訪ねるここです。
大きくてたくましかった主人が去年病気で倒れて死に掛けたと聞いて駆け付けたのです。
10年以上ぶりの再会!

僕が4年間通った山小屋は鳳凰三山の入り口にある夜叉神峠小屋。
今をときめく北岳が一番綺麗に見えるハイキングスポットです。

あの頃まだ小さな赤ん坊だった長男の太郎がすっかりと大人になり、
今は小屋の主の跡を継ごうとしているそうです。
これが時の流れですね~。

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最後に甲府のファミレスに昔の南米旅行の時の旧友を呼び出し、
まったり語り合った後は、
車で仮眠しながら夜中かけて東京に戻り、
無事に午前中の便で我が湯布院に帰ってきました。

今回も刺激多かった2泊3日の旅。
まったく分野違いなのですがメイドバーの女の子が来るお客さん1人1人に、
そして帰っていくお客さん1人1人に丁寧に全員できゃきゃーと黄色い挨拶を送り続けている姿に、
かつてのユースホステルの古き良き歴史を垣間見たような気がしました。

やっぱり誠心誠意で対応すると必ずそれは伝わるし、きっちりと結果として帰ってきますね。
なにも特別なことをする必要はない。
熱いハートで接客。
これですね。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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