大崩山 遠征

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本来 「新緑の大谷渓谷ツアー」という一枚岩の浅い渓谷を、
のんびりと約8km歩くツアーが行われる予定だった昨日の日曜日。

やる気満々で目覚めるもまさかの雨で残念ながらツアーは中止となりました。
しょうがないので1日降り続く雨の中別府にみんなで遊びに行き、
帰ってきた夜の9時。

しかしこんな消化不良の状態では寝れるわけねぇ~。
そんなわけで慌てて準備に取りかかり急遽登山遠征に出かけることにしました。
1人では寂しいのでひさびさに息子も道連れだ!
学校には有給消化の連絡しといてくれよ!

そして車で走る事3時間。
暗く細い山道をくぐり抜けて辿り着いた今回の遠征先は宮崎です。
息子は出発と同時に爆睡開始。

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朝は5時から起きて準備をし、
6時には登山開始。

本日狙う獲物は宮崎の誇る 大崩山です。
九州本島内では単体で考えると一番楽しい山なんじゃないかと個人的には思っています。

ここに来るのは2回目です。
1度目は4年前。
当時年長だった息子と一緒に来て、
往復約10時間というとてつもなく時間がかかった場所です。

あれから4年。
すっかりと逞しくなったこの息子は果たしてどんな成長した姿を見せてくれるのでしょうか?

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この 大崩山 という山は基本的に自力では決して登れません。
深く高い岩山によって作られた難攻不落の山なのです。

今僕たち登山者が気楽に挑戦できるのは、
先人たちが何度も通い作ってくれた道があるからこそなのです。

彼らが作った橋・かけてくれたロープ・設置してくれたハシゴがなければ絶対に登れないのです。
なので基本この山の登山スタイルは他力本願。
もう彼らが作ってくれた道を信じるしかありません。

何かが折れたり外れたりしたらそれは登山の、
もしくは人生の終了を意味します。

まずはしょっぱなから現れる手作り感満載の激しく不安定な橋を渡ります。
ドキドキ・・・、折れるなよ・・・。

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深く伸びる山道をひたすら黙々と歩きます。
序盤から中盤に懸けては辛抱の登山です。
ただまっすぐに上を目指して汗をかくのみ・・・。

しかし稜線に出た途端に圧倒的な全世界が拝める展望尾根が広がるんです!
この天に向かう無限の広がり。
見たか、これが大崩山の実力だっ!
気持ちいいぜぇぇぇぇぇ。

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目の前の絶壁にビビりまくる息子。
それでも岩場では軽い体重を生かしたサルジャンプを至る所で披露してくれました。
身軽でいいなぁ。

前回は残念なくらい霧の中だったこの岩頂ですが、
今日は心置きなく絶景を堪能できました。

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そして歩くこと4時間。
まったく眺望のない寂しいピークをハント!

前回かかった6時間からは確かに大きく前進です。
しかしそれでも父は不満なのです。
確かに少しは体力はついたかもしれないのですが、
余計な知恵もついてしまいどこかで体力を温存しようとするんですよね。

5歳の時は死ぬ程全力で登っていたのに今日はまだまだ余力あり。
常にペラペラとしゃべり倒していました。

ただ息子は山では決して弱音を吐かないんですよ。
いつでもニコニコです。
この点はいつもほんと偉いなーと感心しています。
育て方が良かったな。

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下りは行きとは別ルートで降りていきます。
この「坊主尾根」がこれまたハシゴとロープのオンパレード。
よくぞここまでりっぱにルートを確保してくれたものです。
並大抵の努力ではできないですよ。
ほんと山すきな方々の情熱には頭が上がりません。

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子どもはロープやはしごが大好き。
息子は登りの時もハシゴを見つけると叫んでました。

「やった!ハシゴだ!これで登らなくてすむ!」

もはやハシゴは遊びであり登りには含まれないみたいですね。

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本日この山に訪れたのは僕たちともう一人のみ。
そのオジサマは大の野草マニアの様ですれ違う時にいろいろ話してくれました。

この時期は「ササユリ」という花のシーズンの様です。
九州ではほぼ宮崎でしかない珍しい花みたいです。
カメラを片手に詳しくその姿を教えてくれたのですが、
ぼくも帰り道で一株発見しました!

そういわれればどこか漂う気品が違うな・・・。
いやなんとなくですが。

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この大崩山登山は山裾に辿り着く前に必ず祝子川を渡らなければいけません。
以前は橋があった様なのですが何度も台風で流されたため、
現在は岩をピョンピョンと飛び移って渡らないといけないのです。

何名かのブログを見てみると増水のために、
川の手前で登山断念なんてことがよくあるようです。
そしてまさに今日が前日の雨によりこの祝子川見事に増水中だったんですよね。

行きは2人でかなり勝負の大ジャンプで最難所を飛び越えたのですが、
帰りはもうすでに飛ぶ気すらなし。
2人でじゃぶじゃぶと川に突入だ!
あとはゴールだけですからね。
火照った足にこれまた山からの冷たい清流が気持ちいぃーんですよ。

結局今回のコースタイムは7時間半。
前回よりも2時間半早くなりました。

今回再びこの大崩山に訪れたのには理由があるのです。
立地的になかなか来ることができないこの山。

毎年9月に行う僕の激難イベント「24時間サバイバル登山」を
今年はここでやってみようと考えています。

もちろん登る時間は恐らく10時間くらいで収まってしまうのですが、
ここに来る移動時間がまた長いですからね。

それらすべて含めて24時間でまとめてみようと思ってます。
きっと楽しい登山になると思いますよ。

また詳細は来月にでもアップします!
こうご期待ください。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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