湯布院で一番被害を受けたのは・・・

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日々着実に復興への歩みを進める由布院。
しかしまだまだ山奥の方では人知れず被災されている方々がたくさんいたのです。

金鱗湖・湯の坪通り・由布岳と常に観光客でにぎわう人気スポットとは逆に、
こんな小さな街にもほとんどお客さんが行かない超穴場の観光地が点在します。

その中でも僕が大好きなのが 「由布新四国88か所」という場所。
金鱗湖から歩いて約20分。
車すら通らない山の中にひっそりとその名所はあります。

約30分ほどの森林コースの中にキレイに整備された88体のお地蔵様が、
いつでも優しく出迎えてくれるのんびり散歩コースなのです。

ここに行けば本場の四国88か所を巡ったような御利益が受けられる、
かどうかは分からないのですがとてもありがたい場所、
なはずです。

街中の人ごみに疲れた人には絶対にお勧めの癒しの場が・・・、
どうも今回の地震で大変なことになっているらしいっ!

前日にこの場所をおススメした旅人からそんな情報を受け取った僕たちは、
掃除終了後早速現場へと急行です。

待ってろよ~、お地蔵さんたち~。

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しかしその入り口で今回の災害を象徴するかのように、
さっそく大惨事が起こっていました。

立派な弘法大師様のお像がこんなことにー!
足元からぽっきり。
そうか・・・、ここまで揺れたのか。

すみません、こればっかりは重すぎてどうにもならないです。
今までずっと湯布院を立ちながら見守ってくれた大師。
どうかしばらくの間は寝そべりながらお休みください・・・。

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そして周遊コースに足を踏み入れると早速1番から並ぶお地蔵様達がことごとく転落。
なかなか激しい景色に皆しば絶句です。

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あちこちにぶっとぶお地蔵様。
本体も台座も周りも石垣もことごとく崩れ去り見る影もないです。

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よーーっし!
では早速みんなで起こしてあげよう。
彼らが結構重いのですが、協力しながら元の場所へとお帰りいただきました。

途中欠けてしまっていたり、
はるか崖下に転落してしまっていたり、
元いた場所が崩れ落ちていて移動してもらったりしながら、
40分ほどで88体すべてのお地蔵様がなんとか無事にお立ちになられました。

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あーこれこれ。
やっぱりお地蔵さまはしっかりと前を見据えていないとだめですね。
しかし起こしたとはいえ、安全に観光できるとはとても言えない状態です。

今からはコースに散乱した石をどかして、
それぞれの台座の石をしっかり組み直し、
更にコースの足場そのものもきちんと作り直さないといけないでしょう。

まだまだ遠い再建への道のり。
もはや個人では手も足も出ないです。
ただはたして行政がここまで助けてくれるかな~?

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一仕事終わったので、弘法大師様の隣を拝借してランチタイム。
今回の震災の大きさを実感できたひと時でした。

この豊かな湯布院の大自然。
見た目では分からないいろんな場所がマイナーチェンジしちゃってるかもしれないですね。
我がホームの由布岳も非常に心配です。
なかなか登山禁止が解禁されないですが、
早く無事な姿を確認しに行きたいものです。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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