息子と男旅!鹿児島へ(長いです)

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「かき氷が食べたい!」

そんな3年生の長男のささやかな願いを叶えるために、
父と息子は早速旅に出ることにしました。

かき氷と言えばもちろん鹿児島が誇る「しろくま」だ!
これを食わしたるぜ!
でっかい荷物をまとめさぁ鹿児島行くぞ~。
もちろん父と息子のセットという事になれば交通手段はヒッチハイクです。

連休で満室だった館内の掃除を終わらせ出発はお昼過ぎ。
なんだかちょっと怪しい雲行きですがまずは1台目はお決まりの身内ヒッチ。

1台目   ユースホステル ⇒ 高速道路山田SA
          奥さんの車で連れて来てもらいました。手抜きですんませーん。

2台目   山田SA ⇒ 井上PA
          「熊本方面」と掲げているのにもかかわらず好奇心に駆られた
          福岡行きのカップルが乗せてくれすぐ隣の小さい井上PAに移動。

ここからぱらつきだす小雨。うーーん大丈夫か?

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3台目  井上PA ⇒ 広川SA
         玖珠に別荘を持っているというオジサマが拾ってくれました。
         温泉の管理の苦労話で大盛り上がり。

4台目  広川SA ⇒ 緑川PA
         4台目にしてすっごいのがきましたよ!屋根に6本角の生えたキャンピングカー。
         ただ大興奮する息子のたまに飛び出す無邪気な爆弾発言に車内でヒヤヒヤの父でした。

ここから高速を徒歩で降り下道へと変更です。
ただ鹿児島に直行してもつまらないので今回は天草を抜け長島に渡り、
そこから九州の最南端の都会へと向かいます。

まだまだ道は遥か遠い・・・。
そして下道に降りた途端にぐっと下がり続けるヒッチの成功率。
ここからは迫りくる時間との闘いです。
我慢と根気と笑顔を絶やさずに左手を上げ続けよう!

5台目  国道266号 ⇒ 道の駅 不知火
         ご家族の方が拾ってくれました。いつかヒッチハイクの人を乗せたかったそうです。
         同乗していた2年生の可愛い女の子を横にすっかり緊張して黙りこむ息子。

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不安定だった空も徐々に回復。
素晴らしいヒッチハイク日和となってきました。
しかしまだまだ天草という長い長い島にさえ入っていないのに早くも傾きだす太陽。
鹿児島県である長島に渡るフェリーが出るのは天草の最南端の街牛深。
果たして本当に辿りつけるのか・・・?

6台目  道の駅 不知火 ⇒ 天草入り口の橋の手前
        犬を乗せた地元のオジサマが乗せてくれました。いきなりの見知らぬ乱入者に
        興奮して車内を吠えまくり駆け回る犬。かなり危ない時間でした。

7台目  天草の入り口の橋 ⇒ 天草 上島
        親子の軽自動車が見かねて停まってくれました。ここからついに日が沈み、
        世界は夜モードへと突入。そして気温は冷える一方だ!

ようやく来た天草。しかしここからさらに隣の下島の遥か南に目指す牛深はあります。
ここで驚愕の残り牛深まで71kmという看板を発見。時間はすでに19時半。

こりゃー今日中に牛深に着くのは無理だな。
稼げるだけ距離を稼ごう。

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もともとヒッチハイクなんて怪しい事してる人を乗せたくないですよね、普通は。
これがさらに夜になると怪しさ倍増なので停まってくれる車も激減します。

こうなったらお前の笑顔だけが頼りだ!
頼んだぞ ゐなせ!

8台目  天草 上島 ⇒ 天草下島の入り口の街
        なんと7台目に乗せてくれたお母さんが心配して再び戻って来てくれました!
        ありがたや~。そして30km程先の下島へ。ホント人の慈悲の心で生かされてる僕たちです。

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すでに時間は21時を回り疲れ果てた息子がもう眠くてフラフラです。
しかし思った以上に大きな街である本渡。
公園なども近くに見当たらず眠る場所がなーい!

テクテクと歩くこと15分。
住宅地の片隅にお米の精米所を見つけました!

ここならいいんじゃないか?
よし本日の寝床決定~!

早速ありったけの服を着込み、
寝袋を広げてな場所を確保です。

布団に入り見上げると空は満点の星空!
こりゃ・・・、今夜はかなり冷え込みそうだな・・・。

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案の定冷え切った夜。
でも2人でがっちりと抱き合ってなんとか暖を取りやり過ごしました。
ただ誤算はあの時間帯から2組も米の精米に来てしまったことですね。
軽トラのオッチャン達は駐車場の片隅で死んだようにうずくまる我らを見てかなりビビってました。

朝は5時半から起床!
テキパキと荷物を詰め込み再び道路脇という主戦場に復帰だ!

9台目  精米所 ⇒ 途中のコンビニ
         整備工場へと向かう途中のお兄さんが乗せてくれました。早起きですね~。

10台目  コンビニ ⇒ 牛深フェリー乗り場
         サーフィン大好きなお兄さんがわざわざ遠回りしてフェリー乗り場まで!

ほんとうに辿りつけるのかかなり心配していたこの天草の最南端牛深にようやく到着です!!
時間は7時半過ぎ。なんと8時発のフェリーに乗れた!

この辺りからようやく差し込んできた陽光により体温もやっと上昇。
あーしかし遠かったな。でもまだまだ終わりではない。
やっと熊本県が終わっただけだ。
これから鹿児島県が始まるんだぜ・・・。

そして我々を乗せたフェリーは30分でその鹿児島の長島へと運んでくれました。

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よーし、再び気合い入れて指立てるぞ!
ただ同じ島でも天草と長島全然違った・・・。

ガンガン車走ってた天草。
それに比べここ長島の交通量はスズメの涙ほど。
しかも半分は軽トラです。1台1台にありったけの気持ちを込めてヒッチハイク。
すでに左手の筋肉はプルプルしてます。

11台目  島のどっか ⇒ 島の町役場
         まったく車が来ないのでひたすら道路を歩きながら車が来ると全霊のヒッチ。
         4km程歩いた時点で若いお兄ちゃんが町役場まで乗せてくれた!

12台目  町役場 ⇒ 阿久根のでっかいスーパー
         買い出しに出かける途中というおばあちゃんが乗せてくれ、
         ようやく長島脱出!九州本島に帰ってきたぜ!

ここからは3号線という幹線道路に復帰です。車もひっきりなしに通っています。
島抜けに2時間以上かかりましたがここからは一気にペースアップだ!

13台目  スーパー ⇒ 川内の高速入り口   
         無職というオジサマが「暇だから」と高速入り口まで連れてってくれました。

14台目  高速入り口 ⇒ 市来のIC
         仕事途中のオジサマ。今年由布院に来たらしく想い出話に華。

15台目  市来のIC ⇒ 天文館通り入り口
         そしてついにこの時が来ました!ラブラブのカップルが予定をちょっと変更してわざわざ
         天文館の入り口まで送ってくれたのです!

ようやくたどり着いた鹿児島の街!
到着は12時30分。
乗り継いだ車15台 かかった時間24時間30分。
乗せていただいたみなさんの多大な優しき心に大感謝です!

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そしてこの旅のメインの目的であるむじゃきさんへ!
どーーんとしろくまを注文しました。
大きいぞ!ほんとに食べれるか?
の質問に「大丈夫、全部おれが喰う!」と勇ましく答えていた息子。

念のために彼はレギュラーサイズ。僕はミニサイズを頼んだのですが・・・。
なんと食べ始めて10分で口が冷たいと言い出すヤツ!
そして600円もする黒豚のブロシェットを2皿も追加注文しこちらはぺろりと食べました。

そしてまだまだ大半のかき氷の山を残した時点でありえない発言が・・・。
「もう、おなかいっぱい」

てんめぇぇぇぇぇぇ!!!!なめんじゃねぇ~!!
鼻毛100本抜いて筆作って額に肉ってかくぞぉぉ!!

これを食べるために24時間かけてやってきたのに・・・。
結局その2つの山は僕の胃袋に収まることになりました。
肉で大満足な息子と寒くて震える父・・・。

まぁ、子供なんてこんなもんですよね。

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そしてこれからは帰りに入ります。
帰りは・・・。
すみません、もうヒッチは精も根も枯れ果てたので高速バスで帰ります。
そして延々と再びバスに揺られ続け夜の21時にやっと由布院に帰ってきました!

いやー疲れましたね。
乗りつかれました。

今回で2度目の息子とのヒッチハイクの男旅。
通常の旅行では出発の時点で大体の旅の筋書きは見えてきます。

ヒッチハイクの旅はその筋書きが全く見えない常に自分達で書き足していくシナリオの旅なのです。
幸いなことに小さい時からこれが普通と思っている彼は、
どんな状況になっても宿がなくてもまったく気にしない男になってきてます。

縛られない何にでも挑戦できる自由な大人になっていって欲しいなーと思っています。
あと何回付き合ってくれるか分からないですがまた一緒に行こうぜ!
お疲れさーん!

湯布院カントリーロードユースホステル  
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この記事へのコメント

可愛い2年生の母 : 2015/10/14 (水) 17:03:34

熊本5台目の親子母です。
長旅お疲れ様でした。
私達親子も素敵な出会いに感謝でした!
いつか湯布院にお邪魔しに行けたらいいねと話したところです。
シャイな息子さんにもよろしくお伝え下さいませ。

湯布院カントリーロードYH : 2015/10/16 (金) 15:33:59

おぉぉ!
発見していただけましたか!?

あのあとブログの通り無事に鹿児島まで辿りつけました。
これも皆様の優しさゆえです。

普段会うはずのない方々との偶然の出会いがこのヒッチの旅には詰まっていました。

この偶然を機にぜひ今後は由布院まで遊びにいらしてください!

お待ちしています!
そしてほんとうーにありがとうございました!

嘉手川 良

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