由布川峡谷ツアー 2015

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さー今年もこの季節がやってきました!
夏の到来を告げる我がユースホステルの大人気イベント

「由布川峡谷ツアー」

今年も個人に家族にと約35名ほどの大予約が入っていたのですが、
日数が近づくにつれ体調不良・旅行の日程が合わない・飛行機が飛ばない
などなど不吉なキャンセルが相次ぎだしました。
(1名寒いという理由でのキャンセルもありましたが)

そして予報では曇り程度で持ちこたえてくれるはずの当日天気も、
まさかの朝からどしゃ降り・・・。
なにせ台風が3つ同時に来てますからね。
降るなという方が無理か・・・。

この大雨ではもしもの場合に言い訳が利かない・・・。
潔く子供連れの参加者にはツアーは中止と告げました。

そんなあらゆる困難をはねのけ最後に残ったのがこのメンバーです。
万が一どうなろうとも問題ないメンツばかり。
いや失礼、どんな状況でもどーにかしてくれるメンツばかり。

ここまできたら行くしかないでしょう!
ツアー決行だっ!

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見てください。
このうねる水しぶき。
もう何回もここに足しげく通っている僕ですがはっきり断言しましょう。
今日が過去最高の水量だということをっ!

なんと名誉なことか。
今日のメンバーたちはいきなり一番刺激的な渓流遊びを体験できるのですよ!

しかし濁って見えない足場。
踏み石を探る間も容赦なく激流は身体を下に下に押し流していきます。
フラフラと踊るように全身を使って流れに逆らい続ける。

今日マジで最後までいけるのかっ??

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この素晴らしき渓谷内の風景をネット等で調べてきたメンバーたちは、
皆が皆一様にとっても高級なカメラを抱えてやって来てました。

そりゃ撮りたいですよね、この絶景。

しかし申し訳ないっす。
今日だけは諦めましょう・・・。
あまりの流れの速さに今回は何かを守りながらの歩行は不可能と判断し、
全員スタートからわずか50m程の岩の上に荷物は置いていくことにしました。

いつまでもカメラを名残惜しそうに見つめる人もいましたが、
転んで水没でもしたら後悔してもしきれない。
苦渋の選択をご理解ください。

ここから先のは防水カメラ所持者と、
カメラ沈んでも悔いなしと判断した愚か者達の撮影となります。

本来一番先の滝つぼ到着後食べるはずだったお昼ご飯も今はただの無用の長物。

持って行けないなら食っちまおう。
まだ10時台ですがみんなで先にご飯をパクパク。

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さーいよいよ奥へ奥へと進んでいくのですが、
何せ下が見えないので目の前の地形がどうなってるのか全く分からない。
突然落ち込み胸近くまで水没することもしばしば。

歩くたびに下半身の温度は川によって奪われていき、
上半身の温度は雨によって少しずつ冷やされていきます。

いつもならみんなで楽しむ滝打たれの行もそれをする余裕がない。
何名かはガタガタ震えだしています。

それでもこの「いつ流されてしまうか分からない」
というスリルは心をピーンと張りつめ集中させてくれます。
なんなんだ・・・?この久々の興奮は・・・。

ただ最終目的地のチョックストーンまであと少しのところまで辿りついたのですが、
ここからが最後の深みがしばらく続くのですよね。

半パン半袖という台湾人の女の子2人はもう唇の色も変わり始めてます。
んー・・・、ここまでか。

よしっ!
やれるだけはやった。
マッハで撤収だぁ~!

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川では上りよりも下りの方が危ないんです。
上から押されるし足に疲れも出るし今日に限れば寒くてもはや感覚もない。

みんな金曜の夜のサラリーマンのごとき千鳥足でフラフラ。

そんな中僕はみんなを驚かせようと実はひとつ仕込んでいたことがあったのです。
前回の下見の時に見つけたのですが、
今回お披露目するために岩の下にそれを隠していたのです。

それがこれだぁぁぁっ!
って見えますか?僕が高々と掲げているものが。
えっ?見えない?
まー見えないですよね。

これは完全に角まで残った鹿の頭蓋骨です。
角だけなら何度か見つけたことはあるのですが、
完全両角が残った物は初めて見ました。

メンバーも珍しいものに興奮しきり。
これ結構いい値がつくんですよー。

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全身ずぶ濡れで冷え切りながらも、
見事にこの激流の渓谷ツアーをやり終えた10名。
よく全員無事に帰ってこれたもんだ。

これ以上水量が増えてたら実際進めなかったかもしれない、
かなりギリギリのツアーだったと思います。

ちょっとマンネリ化していた僕も今日は大満足でした。
かなり楽しかったです。
かなり寒かったですけどね。
その分この後行った由布院での温泉タイムはこれまた別格でしたよ。

通常イベントの時は雨かどうかをすごく心配しなきゃいけないのですが、
雨が降って楽しさ倍増するのこのツアー位です。

ただ雨の時も激しくて楽しいですが、
晴れてる時はまたその滑らかな緑の岩肌が醸し出す渓谷美に、
心から酔いしれるこができるこの由布川峡谷。

もちろんまた来年もこの時期にツアー決行しますよ。

本日参加の皆さん!
どうか風邪をひかないように。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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