いざゆかん、西日本最高峰へ

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しとしと続く雨と祝日のない6月。
1年でもっともお客さんが少ないサービス業の隙間を狙い、
今年も家族でお出かけしてきました。

船上でまるで地中海クルーズを堪能しているかのような末っ娘ですが、
残念ながらここは瀬戸内海です。

長女は中学校の合宿のために不参加ですが、
その他の家族4人が向かう先は四国!

夕方に上陸した我らが今回目指すのは、
遥か遠くにそびえ立つ西日本最高峰の石鎚山です。

まだまだ九州にも未踏峰は相当残っているのですが、
ミーハーなもんでちょっとここらで有名どころに行かせてください。

登山口駐車場に夜の8時前に到着し、
ここで四国に住む叔父さんに合流してもらい、
みんなで宴会後車で寝ながら明日の決戦の時を待ちます。

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子どもの頃お祖父ちゃんに連れて来てもらった記憶はあるのですが、
それももはや遠い過去の記憶。

気高き山容を目の前にして興奮しきりの僕は、
なんと朝4時には目覚めてしまい、
そこから一人布団でもぞもぞするも眠れず、
しょーがない、旅は道ずれだ!とみんなを叩き起こしたのが4時50分。

目が開かない子供たちを引きずりだし、
無理やり朝ご飯を食べて、
出発の準備を整えて、
5時50分にはさぁ出発だ!

今回のルートは4歳の末娘を考慮してもっとも簡単なルートです。
恐らく由布岳よりも簡単なのでは・・・。

ただしこの石鎚山の最大の魅力は、
頂上に上がるまでにあるこの鎖場なんです。

垂直に切り立った崖にかかる60mを超える鎖を使ったロッククライミングは迫力満点!
この難所に挑むのはまずは切り込み隊長の息子。
こういうコースをもっとも得意とする彼にとっては楽しみ以外の何物でもない。
身軽に気軽にどんどんと一人で登っていきます。

それを見ていた末娘。
「わたしもひとりでいけるっ!」
父のいつ落ちても受け止めきる覚悟に満ちたサポートを受けながら、
なんと彼女もほぼ一人でこの鎖の洗礼をクリアー。
これはなかなかすごいですよ。

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そうして登り登り始めて2時間10分。
ついに家族で西日本の頂点に立つっ!
ヤッタ~!

今この日本の半分では僕たちより上に地に足を着けている人はだれもいない。
この優越感。
あー来てよかった。

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3つの頂上からなるこの山。
高所恐怖症の奥さんとチビを山小屋で待たせ、
男3人は隣の2つのピークもついでに登っておきます。

しかしスゴイとこ歩かせるな。
霧で見えないのですが下は奈落の底です。
湿って濡れやすくなった岩場を慎重に歩きます。

下りもサクサクーっと同じ道を引き返して、
無事に駐車場に帰ってきたのが10時35分。

まだこんな時間・・・。
まだまだ遊べる!
早起きは3文の得とはまさにこのことだ!

ここで叔父さんからある提案が。
この先にガイドブックにはあまり載っていない秘密の穴場があるらしい。
そこに行ってみないか?というもの。

まったく登り足りない夫婦。
断る理由はどこにもなし。
もちろん行きましょう!

車で移動すること20分。
看板も何もない脇道から再び一向は山に入っていきます。

しかし石鎚の鎖場で体力を使い果たした末娘がここで、
まさかのノックダウン!!
完全に寝ちゃいましたよ!

止む無く熟睡の娘を僕が背負い登ることに。
起きてる時はいいんですが、
寝てる子を揺らさないように細心の気を使って登るのって、
予想以上に大変でした。
父の肩と腰はもうボロボロ。

そして1時間15分ほどササをかき分け、ついにたどり着いた場所が・・・。

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ここです!

笹倉湿原(さぞうしつげん)。
又の名を「神の庭」と呼ばれる場所。

深い山の中に突然現れる苔の庭園。
静まり返る森の中にここだけ緑一色の絨毯が広がる様は神秘的そのものです。

こりゃ、すげー・・・。
汗だくになりながらも来た甲斐がありました。
やっぱ大自然っていろんなとこにとっておきのをまだまだ隠してますね。

ここがこれだけ山の深いとこにあって良かった。
もしだれでも来れる場所にあったら確実にこの状態では残ってませんね。
自然の配慮に感謝。

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計8時間程歩き回り大満足のままここで叔父さんとお別れ。
いいとこ教えてくれてありがとう!

背負われてた末娘はとにかく、
全ルートを人の1.5倍位の無駄な動きで歩ききった3年生の息子は、
車に乗った瞬間に何も言うことなく失神してました・・・。

疲れ切ったか。
お前肝心なサッカーはあんまりうまくないけど、
山ではほんとに頼りになる男だな!
お疲れさん。

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この日のお泊りは松山で。
昼間の疲れなんてなんのその!
夜はひたすら道後温泉を歩き回り、
ホテルに戻って10時には全員バタンキュー。

やっぱ布団は寝やすいわ。

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「休みだからのんびりする」
という過ごし方を一切教えていない我が家。

山のハイテンションが抜けきらない息子が今度は4時くらいに起きだしモジモジ。
周りもそれにつられて眠い目をこすりながら6時前には全員起床して食事して、
7時過ぎにはホテルを出発。

しかしちょっと待て!
まだどこも開いてないぞ。

しょーがないのでまずは松山城を散策。
もちろんお城は開いていないのでお散歩だけ。

しかしさすが城は敵から守るために作られてるだけあって、
結構登りますね。

娘を抱きすぎて腕がパンパン筋肉痛の父も、
昨日の疲れが抜けきらない可愛い娘にせがまれると、
もちろん抱っこは断れない。

父はつらいよ・・・。

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さらに9時から開園の松山総合公園に遊びに行きました。

ここは広い敷地内に遊具や散歩コースなどが点在する、
とっても遊び応えのある場所でした。

その一番高台に建つのがこの素敵な洋風の展望台。
ここから松山の街がすべて一望。

ここは次は必ず夜景を見に来ないといけない場所ですね。

その後砥部動物園に向かい、
歩き回るのですが早起きがたたったのか、
眠すぎる息子がダウン。

彼の小さい体ではこの3日間はちょっとハードすぎたか?

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そして再び船に乗り込み、
わが九州へと帰ってきました!

これにて四国遠征は終了。
かなりやり切った感満々の今回。
この娘の気合いの入った顔がすべてを物語っているでしょう。

彼女もこの一年で「開聞岳」「雲仙普賢岳」「石鎚山」と順調にピークを極めています。
しかし4歳でまだ3山。
このペースでいくと100名山を登り切るのに100才超えちゃいますね。

よしもうちょっと頑張ってみるか。

すでに全員熟睡に入っています。
僕もブログ書きというこの仕事もようやく終わりそうなので、
今夜こそはぐっすりと眠りたいと思いまーす。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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