結婚式、そして広島へ

DSC_1424_convert_20150407213037.jpg

土日が激務の僕にとって、
大体週末に行われる結婚式というおめでたい席への出席は、
困難極まりないS級の激ムズミッションでした。

しかし親族の中の僕達の世代では最後の一人がついに結婚!
しかも一度結婚前に2人でうちに来てくれたとあればなんとしても出るしかないっ!

満室の看板が掲げられた土曜日。
こんな時に限ってお手伝いはだれもいない・・・。
そして日曜日の朝食の準備が終わった瞬間に奥さんがまず慌ただしく出発。

一人残った僕は食器の後片づけを神速で終わらせ、
最後のお客さんが10時に出ていくのを笑顔で見送った後、
沢山の荷物を車に詰め込みさぁー出発だ!
浮かれきった新郎新婦が待つであろう久留米へ。

ギリギリで披露宴に滑り込み、
幸せのお披露目をたっぷりと堪能させてもらいました!
結婚式っていいですよねー。

参加者にとってはたくさんいる知らない人たちの集まりですが、
本人たちにとっては人生の中で選び抜かれた特別な人たちが勢ぞろいしている場所なんですよ。
そりゃー嬉しいし楽しいし居心地いいでしょう。

式終了後、幸福に満ちた笑顔の2人に見送られて、
まずは1つ目のイベントが終了。

2つ目のイベントは式に来ていた姪っ子を車で福山まで送り届けること。
夕方4時から走り出した車は高速を5時間かけて無事に福山に到着。
そのままその日はみんなでおやすみなさーい。

SN3O0209_convert_20150407213243.jpg

さぁ、この日からはいよいよ3つ目のイベント、春の家族旅行の始まりです。
昨日まで義父母の家に預けていた子供達。

1週間ぶりの家族全員の再会はみんな嬉しくってしょうがない。
例え外は雨でも一緒にいれれば楽しいね。

まずは「崖の上のポニョ」の舞台にもなったという鞆の浦の街並みを散策。
なかなか雰囲気あるなー。
なによりも軽々しくポニョを前面に打ち出さない辺りがいさぎよくて僕は好きですね。

DSC_1437_convert_20150407213305.jpg

九州ではすでに散り始めている桜も、
ここではまだまだ満開の見ごろ。

樹上で踏ん張る花びらと、
力尽きて地上に落ちてしまった花びらが、
上下でピンクに染まり一面が桜色です。

SN3O0226_convert_20150407222526.jpg

続いてやってきたのが坂の街 尾道。
島根で働いていた時に2度ほど来たのですが、
約10年ぶりの来訪。

街並み自体はあまり変わっていなかったのですが、
坂の途中にたくさんのオシャレな店が増えていて、
とても素敵な場所になってました。

至る所にネコがアートされ、
なにやら不思議な空間を演出中。
きっとネコの街として売り出すつもりでしょう。
坂の細い路地とネコは良く似合う。

SN3O0245_convert_20150407222603.jpg

そしてフェリーに乗り込み、
本日の宿泊地である大久野島へとやってきました。

住んでる人は誰もいない1周4kmちょっとの小さい小さい瀬戸内の島です。
あるのはただ一軒だけ。この国民休暇村です。
この日もホテルはたくさんのお客さんで賑わってました。
こんな小さい島になぜこんなたくさんの観光客がやってくるのか。

そう。
皆さんのお目当てはこやつらなんですよ・・・。

DSC_1564_convert_20150407222833.jpg

それがこのコロコロ太ったウサギちゃん!

ここ大久野島は別名 ウサギ島とも呼ばれていて、
自然繁殖したウサギが700羽以上住んでるそうです。

700羽ってよく分からないと思うのですが、
目に映るすべての場所がウサギで溢れていると思ってください。

この島最大の観光資源となっている彼らは、
野生を完全に捨て去り、
人を見つけては嬉々として駆け寄ってきます。

また島自体もこれが一番のお客誘致の方法と分かっているので、
基本的に餌やりは自由自在!
もちろん持ち込みもオッケーなのです。

SN3O0250_convert_20150407222741.jpg

持ってきた人参にひたすら食らいつくウサギちゃん。
か、かわいい・・・。
餌を求める無垢な真っ黒なお目目がただただかわいい。

島中では餌を片手に愛を強要する客と、
従うふりをしながらしたたかに生き延びるウサギの、
心温まる交流が至る所で繰り広げられます。

驚いたのは外国人の多さ!
きっと何かの本に載ってるのでしょう。
ウサギの可愛さは万国共通なんですね。

DSC_1542_convert_20150407222450.jpg

時を忘れてひたすらウサギと戯れ続ける。
子どもたちは大はしゃぎ。
ここはいいっすね。
大人も子供も大変楽しめます。

中には一人で来て何時間もウサギに囲まれて、
恍惚の表情で餌を上げ続けている人もいました。
きっと日頃のすべてから解放されるのでしょう。
ただ欲望のままに餌に食らいついているだけなのに・・・。
スゴイよ、うさぎちゃん。

そしてこの国民休暇村なんですが食事もお風呂も実にいい!
バイキングのメニューは新鮮な海鮮尽くしで、
日頃から小食のためにすっかり縮こまった胃袋を呪う。

長女は絶対にまた来る・・・。
と呪文のようにつぶやいていました。

DSC_1568_convert_20150407222806.jpg

島にはいくつも散歩コースがあります。
一番高台の展望台からは周りの島々が雲海に沈み、
なんとも瀬戸内っぽい風景が広がってました。

ウサギの楽園。
平和だけが広がるイメージのあるこの島ですが、
実は過去に深い深い闇を抱えた場所なのです。

戦争中毒ガス製造の場所として選ばれたのがここだったのです。
そして住民はすべて移住させられ、
毒ガス工場で秘密裏にガスが作製されていたそうです。

当時従事した人たちもかなりガスにやられ、
またここから生み出されたガスも世界の至る所で大きな悲劇を生む。
そんな悲しき歴史が終戦とともに終わったこの島には、
当時はもはや生き物は近海の海も含めてほとんどいなかったそうです。

そして自然が少しづつ回復して来たときに、
近くの島人が放った8羽のウサギがそのまま住み着き、
なんと今の700羽という一大勢力になったそうです。
恐るべし繁殖力!

癒しと闇の両極性を抱える大久野島。
それがまたこの島の神秘性を増す理由なのかもしれませんね。

SN3O0295_convert_20150407222621.jpg

朝から再びこれでもかっ!というくらいにウサギと戯れ、
船で15分間揺られて本州へと帰着。

最後に向かうは呉の大和ミュージアムです。
意外にも駐車台数の少ない有料駐車場に車を停め、
ルンルンと玄関に周りこむと、
血も涙もない非情の立て看板が・・・。

「本日休館日」

オーマイガッ。
そういや今日火曜ですね。
完全に事前チェック怠っていました。

しかしなぜ有料駐車場だけ開けとくのか・・・?
完全に悪意あるでしょ!

そして大和ミュージアムの前にある、
「てつのくじら館」
という自衛隊の博物館ももしや・・・。

はい休館日でした!
そりゃそうですよね。

有難くまた呉に来ることができるチャンスを天からいただき、
みんな涙目で出発・・・。

そして再び高速を延々と走らせ、
我が愛すべき九州へと帰ってきました。

やっぱ2泊3日程度を車で回るなら中国・四国地方位が限度ですね。
また子供たちの春休みも終わり、
再びいつもの日常が始まります。

新年度がいよいよスタート!
皆さん、今年度も幸多き1年でありますように!

湯布院カントリーロードユースホステル  
スポンサーサイト

この記事へのコメント

管理人のみ通知 :

トラックバック