危機一髪の瞬間

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旅をしているといろいろと危ない目に合うこともあります。
それを覚悟の上での旅!

と格好よく言いたいところですが、
やっぱり実際に危険に巻き込まれるとマジでびびります。

グアテマラという国のある山間部をバス移動していた時のこと。
初めからトラブル続きだった出発時。

バスが動き出したかと思えば、
いきなりどこか倉庫みたいなとこに移動して、
バスをいじり出す運転手と車掌。

結局30分程してバスを替えるだの替えないだのと言った挙句、
そのままのバスで出発。

おいおい大丈夫かよ~。
という一抹の不安は残しつつもそこは中米。
こんなちょっとしたトラブルは日常茶飯事なので、
特に気にしすぎることもなく旅は始まったのです。

深い山中を右に左にとワインディングしながら下り降りていくバス。
のんびり走行だったペースは徐々にヒートアップ。
どんどん加速していくバス。

運ちゃんのってきたかな?
なんて思いながら前方をみると、
運転手と車掌がなにやら激しく言い合ってます。

必死にハンドルを切る運転手。
そして横のサイドブレーキを必死に引っ張る車掌。

このあたりで異変を感じた車内はざわつき始めます。
そして留まるところを知らず加速し続ける車体。

まさか・・・、
ブレーキの故障か~っ!!??

ついにスピードはグリップの限界を越え、
タイヤはキーキーと悲鳴を上げだしました。
車線を大きくはみだし揺れ動くバス。
そしてその前には対向車が・・・。

運転手が渾身のハンドルを切りなんとか車をかわしたその時、
ついに自身を制御できずにゆっくりと右に傾きだす車体。
響く乗客の絶望の悲鳴。

僕自身も「ヤバいぞ!」という極限の緊張感から一転心に広がったのは
「終わった・・・」という諦めにも似た感情でした。

しかし天はそんな僕らを見捨てていなかった。
偶然にも次に現れたのは左カーブ。
そしてそこには岸壁が。

大きく右に傾いたバスは倒れる寸前に右前方から崖に激突。
そのまま滑るように崖をこすり、見事に着地成功!
バスのボンネット部分がクッションとなりそのままバスは停まったのです。

パニック状態の車内ではみんな必死で外へと飛び出していきます。
車内には血を流す人や倒れこむ人も・・・。
その後いったん落ち着いてからけが人の救助などが行われたのですが、
幸いにも死者は0人。

もしあの時前にあったのが岸壁ではなく落ち込んでいる崖だったら・・・。
もしあの時右カーブだったら・・・。
結果は大きく違っていたはずです。

ついてる。
まだまだ女神に愛されていたらしい26歳。

ほんの些細な幸運に支えられて、
人はみんな生きているんですね。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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