敗北の九重・・・

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なんと夕食の提供がない夜。
自由な時間が広がります。
そしてなんとなんと翌日の朝食もない!

こんな時はいかせてもらうしかないでしょ~。
いつもの通り奥様の渋い顔の許可をいただき、
車に寝袋を詰め込み、
いざ向かうは九重連山!(いつものごとし)

ちょうど9月に行う「24時間サバイバル登山」
の下見に行きたかったんですよ~。
これから夏休みに入ることを考えるとまさにラストチャンス!
今回は気合い入ってます!

ただ翌日はお客さんがいるので3時にはここを出なければいけない。
後ろは決まってる。
なら前を早めるしかないですね・・・。

そこで早朝の4時から歩き出すことにしました。
11時間あればじっくりとコースを回れるはず。

ただ夜のフットサルの後に出発したため、
疲れ果てていたらしい身体は駐車場に到着後、
即夢の世界へ。

明日がんばるぞぉぉぉzzzzz。

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僕にはひとつ特技があります。
朝が強いのです!

いつも目覚ましをセットするのですがだいたいその2分程前に
ばっちりと目が覚めます。

もちろんこの日も寝る前にきちんと起床時間を身体に刻み込んでます。

そして朝ばちっと起床!
一瞬どこでどーなってるのか分からないのですが、
素早く状況を理解します。

そーだ。山に来てるんだ。
旅立ちの時だ。

そして覗き込む時計。
5時50分。
よしっ!いつも通りのばっちりの時間だ。

んっ・・・??
ってだめじゃねーーーかぁぁぁ!!!
セットされていたのはいつもの朝の時間でした。
いきなりの完全寝坊!

体内時計よ!
融通効かんのもたいがいにせーよ!

半泣きになりながら朝食と準備を終わらせ、
ばたばたと出発。
その時間すでに6時半。

つまりこの日僕に許された時間はわずか8時間半ということです。

なんてこった・・・。
この日予定していた山は全15座。

行けるのか??

少々混乱しながらとにかくまずは1座目の沓掛山ゲット。
まーここはだれでも行ける山ですが一応カウントさせてください。

無題

さーここからどんどん行きましょう!

左上  2座目の扇ヶ鼻  眼下に広がる雲海が気持ちいぃ
右上  3座目の星生山  まだまだ誰もいない世界を堪能中
左下  4座目の肥前ヶ城 ここでササの朝露でまさかの靴が浸水!
右下  5座目の久住山  先にいた見知らぬお方を勝手に撮影

自ら招いた惨事とはいえ、2時間半の寝坊を取り返すために
無意識のうちに早まる両足の回転。

明らかにいつもの山にいる余裕や楽しみがありません。
あるのは自分への怒りと焦りのみ・・・。
 
無題2

まだまだ駆け抜けます。

左上  6座目の稲星岳  相変わらず荒涼とした世界がサイコー
右上  7座目の白口岳  辺り一面に立ち込める不穏な雲、雨は勘弁してくれよー
左下  8座目の鳴子山  こいつがかなり厄介!体力かなり奪われる
右下  9座目の中岳   九州本土最高峰もさくっとスルーパス

この牧ノ戸峠からぐるっと回るのはけっこうだれでも行ける通常ルートです。
ここからが勝負のはずが・・・、
早くも乱れまくる呼吸。

何かがおかしい・・・。
いつもは山の空気に染まりきる身体が、
まったく馴染めないのです。

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そして10座目の天狗ヶ城 登頂!

時間は9時50分。
わずか3時間20分で10座巡りました。
かなり驚異的なスピードです。

これでなんとか寝坊の時差は取り返したか・・・?
終わりの目安がついたことで少し安心する心。
良かった・・・。

しかし山はそんなに甘くないのです。
きちんと [Give and Take] の世界なのです。

いただいたものは返さなければいけないのです・・・。

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上のステージを無事に渡り終えたので、
いよいよ下のステージに移行です。

残すはあと5座!

この上から下への移動がまた結構きついんですよね。

11座目は 三俣山。
しかしここであきらかに身体に変調が現れます。

異常なまでの発汗!
拭えど拭えど湧き出るように噴き出る汗。

さっぱりとテンションあげる汗ではなく、
どこかねっとりとした嫌な感じの汗です。

いつもは歩きながらでも回復していける疲れも、
まったく回復しない。

足が…。
重い・・・。

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それは突然にやってきた。

まさかの足が吊った!

歴代のサバイバル登山でも吊ったことないのに。
いったいいつぶりか?
どうなってしまったんだ??

まったく回復しない身体。
吊るのを恐れて歩くので、一向にペースが上がらない。

前半に飛ばし過ぎたつけが、確実に身体を蝕んでいっていたのです。
いつもは持っている山を愛でながら登る余裕がなかったこと。
これがすべてですね・・・。

乱れた心を自然は決して受け入れてくれません!

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フラフラと歩きながら、
坊がつるに降り立ったのが12時半。

残り2時間半。

今のままのスピードで残り4座を奪うのはかなり難しいです。
空を見上げ、考え抜いた結論は・・。

まさかの途中リタイア。

あーーー!!
山よ、すんません!

無念です~。

前回は若干の余裕を残して13座登ったので、
15座はいけると思っていたのですが、よもや11座で終わるとは。

何より今回は9月の サバイバル登山の下見で来ていたのですが、
リーダーの僕がやりきれないルートっていいのかっ??

でもまー登る時間が違いますからね!
当日はもっとのんびりと!休憩をいっぱいとりながら!
楽しく登る予定です!

山に最敬意を払って登ります。

なのでどーか大船に(ドロの?)乗ったつもりで、
ご参加ください!

「24時間サバイバル登山」
開催日 9月7日(日)10:00~8日(月)10:00まで
参加費 2,000円

こんな軟弱なリーダーのサポートをぜひぜひお待ちしています。
とほほ・・・。

湯布院カントリーロードユースホステル   
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