切株山からの夜景

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ずーーーっとチェックインとチェックアウトを繰り返す春休み。
僕たちの仕事の中で一番手間がかかるのがダントツで食事の準備です。
買い出し・仕込み・調理・盛り付け・片づけの一連の流れに費やす時間は膨大です。

もちろんそれが仕事なのでなんの不満もございません。
むしろ野菜切ってる時が僕の一番心落ち着く時間なのですが、
連日満室に近いお客の入りで有難く働かせてもらっている中、
本日突如「中休み」というプレゼントをもった天使が舞い降りてくる・・・。

この激務の春休みにまさかの夕食希望者なし!
マジっすか・・・。

このささやかな贈り物にざわつく夫婦。
こりゃーもちろんじっとしとられんぜぇ~。

と言っても食事がないだけで当然お客様は来られるので、
交代でお出かけすることにしました。

まずは奥さんがちびっ子3匹を連れたって夕方から別府に出発。
僕は居残りチェックインとちょっとしたお客さんの相手を。

しかし食事がないとほんと仕事が楽ですねー。

久々の下界を堪能した奥さんと愉快な仲間たちは9時半ごろ満足げに帰宅。
さぁーここからは僕の時間だっ!

前から行きたかった隣町 玖珠の切株山からの夜景を見に行ってきました。
あれだけ何もなく広くひらけた山頂からの眺め。
こりゃーさぞかし夜景もキレイだろうと期待していったのですが、
期待通りの光景でしたよ。

期待以上!とはいかなかったですがね・・・。
なにせ玖珠自体が小さい町なので絶対的に光量が少ないのです。
ただここは夜景にあわせて周りを全て見渡せるためかなりの数の星も見れました。

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そして先月訪れた時は影も形もなかった屋内展望台が着実に作られておりました。
まだ完成間近だったのですが壁は全面ガラス張り。
昼間来ても冬に来てもこれはそーとーよさそう。

玖珠町 力入れてんな~。
その割にはこの山あんまり知られてないんですが。

そんなわけで僕からも宣伝しときましょう。
この山家族で来ても1人で来ても、
そして昼来ても夜来てもほんといいところですよ。

なにせ頂上まで道が続いてるので車でさくっと来れてしまいますからね。
今夜もこの輝く光りの空間が僕一人の貸切。

ふとドライブに出かける恋人にもかなりおススメでーす。

そんなわけで僅かばかりのなんちゃってお休み気分を楽しんだ今夜の我ら。
明日からは通常通りびっちりお客も食事も入っております。

少しづつですが春休みの終焉の足音が聞こえ出しましたね。
これは僕たちにとっては仕事終了の音ですが、
皆さんにとってはお休み終了のカウントダウンの音です。

どうぞ最後まで楽しくあがいて遊んでください!

湯布院カントリーロードユースホステル  
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休みだ!晴れだ!佐賀だ!

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本日も掃除終了後の半休を頂きまして、
見上げるとすっきりと晴れ渡っていたわけでして、
こりゃーもう当然出かけるしかないな!
と意気揚々と車に乗り込むは我が家族5人とお手伝いの香港人2名。

とにかく仕事現場から逃避したい僕は迷わず高速道路に飛び乗り、
ひたすら走る事1時間15分。

今回の遠征先は隣の隣、佐賀県となりました。

同じ九州とはいえまだまだマイナーな未開の地が点在するこの地。
本日まず向かったのは川上峡なり~。

まずは駐車場横の樹齢 1400年のクスの木に全員度胆抜かれる!
でっけーーーっす!

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そしてここで本日川開きと共に開始となった遊覧船に乗り込みます。
おひとり様 300円。
なんちゅー良心的な値段や~。

ゆるりと揺られながら進む屋形船。
さすがに1年ぶりの船頭さんのじいちゃんはかなりぎこちなく、
右に左にたゆたっておりました。

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そしてこの川の両岸から天を気持ちよく泳ぐのは鯉のぼりの群れ。
今日は冷たい風が川沿いを吹き抜けていたのですが、
これがまたいい演出してくれるんですよ。

僅か10分ほどの船旅でしたが十分な満足感です。

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そして続いて向かったのが佐賀城本丸。

城址跡には資料館が建てられていて、
見事な広さの畳の部屋がこれでもかと続くのです。
イグサの香りがまたいい感じで、
みんな思いっきりくつろぎまくりの図。

ここで新しい戦国時代ごっこを開始。
至る所に立っているボランティアのガイドさんを勝手に敵方の忍者と設定し、
決して彼らにみつからないように館内を忍び足で走り回る忍び組7名。

これが思いのほか面白くて走ったり寝転んだり隠れたりと予定外に興奮してしまいました。
お騒がせして申し訳ありませんでした。

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そして香港人コビーの強い希望により鳥栖アウトレットへ。
広いんですよ、ここが。
しかしまったくブランドに興味がない僕と、
遊ぶことしか考えていない子供たちにとっては、
不釣り合いこの上ない場所でした。

言い出しっぺのコビーもまさかのNIKE見ただけで飽きやがって、
結局買い物とお店巡りを堪能したのは大人の女性人だけでしたね。

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そして最後は途中にあったコメダ珈琲へ。
多くの皆さんのFacebookを見ていつか一度は行ってみたいと思っていた場所です。
当然モーニングは食べれなかったのですが、
シロノワールはいっときましたよ。

熱いパンに冷えたソフトクリーム。
確かに美味いな。

しかしあくまで個人的な意見として聞いてください。
サンマルクカフェのデニブランの方が美味いんじゃないか・・・。
ちょっと安いし。あくまで僕意見ですが。

まーそんなこんなで今日もやり切った半休!
この後高速ブッ飛ばして帰り、
そのまま金曜フットサルまでこなして帰ってきましたからね。

しかも帰ってきたら温泉ライン詰まってて寒空の下震えながら23時までかかって修理。
必ず気持ちよくは終わらせてくれないんですよね。

しかしこんなことでは疲れてはいれないのです。
いよいよ子供たちの春休みが始まってしまいますからね。
仕事だけでなく家庭内も忙しさ極みですよ。

よーし気合い入れよう。
ガンバロー!(最近終わりがほとんどこれ)

湯布院カントリーロードユースホステル  

あぁ忙しき春休みよ・・・

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引いては押し寄せる波のように、
日々繰り返されるお客さまの出発と来訪。
この忙しさ、さすがは3月ですね。

しかしそろそろ接客の笑顔もひきつってきました。
これは限界近しの身体の発する信号。
こりゃーいけない。

3連休という鉄板の満室確定激務の中、
僅かにあるお昼休みをユースホステルの裏にある高原の中の、
誰一人いない牧草地でランチターイムだ。

電話のベルも話し声も車の音もしない。
空は青く、吹き抜ける風には春の香りがします。
ふーーー・・・。

ここで少しだけリセット中。

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ストレスが増えると甘いものに逃げてしまう典型的な例である僕は、
今日もがっつりとジェラート。

アイスに関しての僕のチョイスはほぼ決まっていて、
バニラかラムレーズンかチョコミント。

今日のお相手はラムレーズンで。
ラムのほろ苦い甘さが大人だねぇ~。

連休明けは少しだけ暇になります。
そこで完全に自分を取り戻し、
再び集客の上昇気流に乗る来週からに備えよう!

そして4月上旬には・・・、
我が家の春休みが到来予定!
うふふふ。

が、それはまだまだ先の事なので今はただ目の前の1日1日をしっかりと闘っていくべし。

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河津サクラのお花見に・・・

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途絶えることなく入れ替わるお客様の波。
さすがは3月ですね。
1週間働き続けようやく巡ってきたお休みの本日。
掃除が終了したお昼から早速みんなでお出かけです。

予報は見事に曇り雨。
この「曇り」の部分に懸けたぁ~!

今回の遠征は県南エリア。
やっぱ少しでも暖かいとこですよね。

辿り着いたのは佐伯市の市場。
ここで海鮮と名物のゴマだしうどんを食す。
(相変わらずカメラの存在は美味しく食べ終わった後に気が付く)

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そして近くの公園には税金をふんだんに投入したと思われる豪華絢爛な遊具がありました。
こりゃ子供たちも大喜びです。
そして家族全員で遊具全域を使っての鬼ごっこ。

1人逃げることに興奮しすぎた加減を知らぬ息子はここで脛を思いっきり強打。
周りの人が心配して集まってくるくらいの勢いで見事に号泣!
相当痛かったのでしょう。
15分くらいでなんとか戦列に復帰後も全ての突起にびびりまくり。

弁慶でも泣くくらいですからね。
誰もが必ず通る道。
この脛の痛みを決して忘れるなよ・・・。

何故なら男はもう1ランク上の極上の痛みをどっかで知らないといけないのだからな。
「金玉」という超泣き所でな。

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今回の県南遠征の最大の目的は
最も開花が早い 「河津サクラ」を見に来たのです。

まだまだちょっぴり肌寒い海岸沿いを車で走らせると・・・、
でたっ!
サクラだっ!。

しかしよく見るとほとんど終わりかけ。
ほぼすべてのサクラは生き生きと新緑を生やしてしまってました。

やらかした~。
すでにもう遅かったのか・・・。

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下調べも何もせずに思いつきで来てしまった僕たち。
ちなみに案内板を見ると見ごろは2月中旬くらいとのことでした。
そりゃ遅すぎですね・・・。

でもこの津久見市の四浦半島では道路沿いに次々と新しいサクラが植樹されていました。
そうとう力入れてますよ。
また数年経ったら一大観光地となるかもしれないですね。

残念ながらこの地元民の最大限の努力をまったく味わえなかった僕たち。
それでも僅かに残るこの懐かしき淡いピンク色に、
確かな春の近づきを感じることができましたよ。

誰一人観光客にも会わなかったですもんね。
貸切!
これもまたありでしょう。
雨も降らんかったしな。

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その後は観光客は絶対に行かないような海沿いの細道をひたすら走り、
波音と潮風をたっぷりと身体に受け、
更には玄関の看板製作用の流木もちゃっかりといただき、
日曜の半休はこれにてお終い~。

ここは確実に宿題ですね。
来年はきちんと時期を合わせて2月中旬に再訪したいと思います。
我が街由布院でもサクラの前哨戦として菜の花が咲き始めてますよ。

街の河原がピンクと黄色で染まるのもあと少し!
じっくりとその時を待ちましょう。

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金を食う犬

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長く南米を回ろうとする旅人がだいたい立ち寄る場所があります。
それがここ グアテマラにある古都 「アンティグア」です。

歴史情緒漂う山間の静かな街に続々とザックを背負った怪しげな人間たちが集結。
なぜかというとここのスペイン語学校の授業料が桁外れに安いのです。
旅行をより充実したものにしようと難解なスペイン語に挑む旅人達。

でも語学を短期間で学ぶって並大抵の努力ではできないです。
始めの数日は誰しも真面目に取り組むのですが、
そのうち周りにたくさんいる脱落した楽しげな旅人の輪に引き落とされていってしまうのです。

そりゃ勉強よりも夜飲んで踊って騒いでる方がどれだけ楽しいことか・・・。

僕も滞在2か月間でかなり誘惑には抗い続けたつもりですが、
最後はやっぱり夜の飲み会とサルサに夢中になっちゃいましたね。
遊びに行ってたんでいいんですけどね。

今回はそんなアンティグアで起こったある不思議な事件を聞いてください。

滞在中僕はより現地人との会話の機会を増やすため、
ある一般家庭にホームステイしながら学校に通っていました。

市内で雑貨屋さんを営むその家庭はもう今までに何人もの旅人を引き受け、
僕たちの扱いにはすっかり慣れっこ。
慣れ過ぎてほとんどかまってくれなくて寂しいくらいでした。

あてがってくれた部屋は1階の奥の小さいベットと机のある部屋。
初日から気になっていたのが扉の鍵がないことでした。
しかし疑い出したら旅なんて続けられないのが中米。

昼間は荷物は当然そこに置いておき毎日お出かけしていたのですが、
学校帰りのある日。
部屋に入ってびっくり!

明らかに僕の荷物が動かされていたのです。
しかもベットの上には現金のドルを入れた貴重品入れの腹巻が放りだされていた。
慌てて中身を確認するとすべてではないのですがかなり抜かれてる!
や、やられた~!

速攻で家族に説明しに行くと慌てて部屋にやってきた。
そして現状を見ながら家族みんなでなにやらひそひそと話しだしたのです。
もちろんまだまだ何を言ってるのかは分からない僕。

「泥棒か?」
と聞くと いや泥棒ではない と断言。
昼間は常に人がいるのでここまで入ってくることはできないのだ。

実は僕には一人目星をつけているヤツがいたのです。
この家の3兄弟のお兄ちゃん。
どーも初日から彼と馬が合わなかったのです。
もちろんそれだけで断定はできないのですが、
おそらく家族も身内の犯行を疑っているような雰囲気でした。

しかしそれをはっきりと言い出せない理由があるようです。
この生徒受け入れは彼らにとっていい小遣い稼ぎ。
ここで変な噂を立てられては次からの受け入れに問題が出るのでしょう。

しばらくひそひそ話していた父親から、
ついに衝撃の説明が飛び出したのですっ!

「リョウ ほんとにすまなかった。犯人が分かったよ・・・。
 お前の金を取ったのは、いや食ったのはこいつだ!」

指さされた先にいたのはこの家で飼われている大きくて白い犬。

はーーーーぃ?

「ちょっと待て。犬は扉開けれないでしょ!」

「いや、こいつは開けるんだ」

「腹巻のチャックも開けられてるんだけど!」

「いや、こいつは開けるんだ」

「犬がお金を食うわけないだろ!」

「いや、こいつは食うんだ」

あまりのバカな言い訳に興奮してしまい、
結局一旦みんな引き上げてもらい僕一人にしてもらった。

しばらくじっと考えてみる。
この家はちょっとやばいな・・・。
新しいとこに替えてもらおう。
そう決意したその時。

激しくドアがノックされる。
そこには勝ち誇った顔のお父さん。
そして得意げに手に持っていたものを見せてくれた。

それは・・・、
犬のうんち。
しかも中にはまだ新しい紙幣が丸めて埋め込まれていた。

「見ろ!金が出てきた。これが証拠だ!」

いやー、
それあんた、そこまでやるか・・・。
こりゃある意味もっとヤバい・・・。

そしてはっきりと明言しておくと僕が取られたのはドルで、
うんこにねじ込まれていたのは現地通貨のケツアールだったという事実。
なんて甘すぎる詰め。

もはや失ったお金の事よりもここに滞在し続けることの方に強く恐怖を感じた僕は、
翌朝速攻で学校にお願いして家を替えてもらったのです。

突如犯人に仕立てられた犬ちゃんには悪いことしたな。
お父さん犬がうんこするまでじーっと待ってたんでしょうね。
ある意味スゴイ執念だ。

ただ当然取られた金額分はうんこネタでその後かなり笑わせてもらいましたよ。
ありがとうございましたー。

この情熱の街アンティグアではまだまだいろんな人間の情念に巻き込まれたなー。
またいつかその辺は機会がありましたら別のお話で・・・。

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