桜バイト

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毎年春になると日本人の心の花でもある桜は各地で咲き誇り、
我々に安らぎと喜びを与えてくれます。

淡いピンクの下で飲めや歌えやの大宴会!
皆さんもきっと覚えがあるはずです。

そんな華やかな世界の裏には、
見えないとっても大変な仕事があるものなのです。

それは若かりしフリーターで生きていた頃。
あらゆるアルバイトで生活していた僕が一時お世話になったのが
この桜バイトでした。

場所は長野が誇る桜の名所 高遠。
連日観光バスが大量に訪れ、
一面の桜の中で騒ぎ倒していきます。

僕たちの仕事は単純明快!
人々が吐き出した大量のゴミを処理すること。
一瞬で埋まるゴミ箱を素早く仕分けてゴミとして捨てていくのです。

桜を見に来るツアーのお弁当はとっても豪華。
中身も良ければ量も多いので、
じーちゃんばーちゃんは当然食べきれないままで、
お弁当はゴミ箱に捨てられます。

まだまだ若くて、
24時間お腹が空いていた僕たちにとって、
それはまさに宝の山!

ゴミを仕分けしながら、
食べれるものはどんどん食べていくという、
とってもエコな仕事っぷりだったのですが、
見ての通り外観はどろっどろの服装。

この男たちが次から次へとゴミ箱から食べ物をあさっているものだから、
しょっちゅうこんな言われなき中傷を受けたものです。

「おい!!この乞食ども!!ゴミをあさるんじゃねぇ~!!」

みんなが出したゴミを処理しているのに・・・。
まったくひどい言われ様だ。
まぁーこの格好で残飯食ってたらそう思われてもしょーがないのですが。
はっはっは。

おかげでこのバイト中は普段の数倍以上のいいものが、
わんさか食べられました。

でも人々が楽しく生きる中では、
必ずそれを支える汚れ役が必要なんだと知れたこのバイト。
とても貴重な1ヵ月間でした。

この時の経験は、
掃除をして、料理を作って、皿を洗って・・・と、
旅行者の完全裏方サポート役の今の仕事にもしっかりと生かされています。

人生ってのはどっかで必ず巡り巡ってきますよね。
無駄なことや無駄な時間は1秒もないっ!

湯布院カントリーロードユースホステル  
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招かれざる客

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誰もいないはずの2階から何やら怪しい足音が・・・。

テケテケテケテケ~。

どこかで聞いたことあるぞ・・・。
そうあれは2年ほど前だ。

懐かしき実に迷惑な来訪者。

イタチです。

大自然に囲まれた我が家。
たまーにこういう招かれざる客がやってくるのです。

屋根裏に住み着き越冬を企む奴ら!
そんな横暴を許してなるものか!

早速市役所から檻を借りて来て、
裏の倉庫にセット。

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仕掛けてから僅か1日。

餌として掛けていた鶏肉の足が余程魅力的だったのでしょう。
あっ!!!という間に、

イタチ ゲットッ~!

見た目はとっても可愛いですが、
逃げるのに必死な彼は、
檻をガンガン噛みついたり引掻いたり所狭しと大暴れ。

身体小さいのにスゴイ迫力です。
ちょっとびびるな・・・。
これが野生の実力。

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前回は保健所が引き取ってくれたのですが、
最近は犬猫以外はダメみたいです。

係りの人に言われてしまいました。
「捕まえたら自分で始末してくださいね」

さーどうするか?
この愛くるしい姿に夢中の末っ子に、
「パパ!ぜったいころしちゃダメ!!」
と念を押されているので・・・。

捨てに行くかな。
遥か遠くへ。

しかし連休という事もあり時間の全く取れない今。
ユースホステルの横では今もイタチが檻相手に激しく格闘しています。
明日にはなんとか逃がしに行こう。

ただイタチってどーもつがいでいることが多いみたいなんでです。

つまり後も一匹捕獲せねばならぬということ。

こやつら捕まった後の往生が悪すぎて、
糞に尿をまき散らすんですよ。
激しく臭い!

イタチよ。
大自然の中で自由に悠々と暮らしてくれ。
頼む!もう二度と来るなよー!

湯布院カントリーロードユースホステル  

末っ娘の大いなる挑戦!

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去年からずっと温めていたある計画。

なにやら見えない力に邪魔され続け、
流れ流されたきたのですが、
この秋の素晴らしき晴れた日にようやく実現となりました!

開聞岳登山!

下の子供2人を連れて行く予定だったのですが、
先月長崎までのヒッチハイクに息子は連れて行ったので、
あまり学校を休ませたくないという奥さんの号令により、
今回は下のチビと父の2人旅ということになりました。

2人っきりのラブラブ旅行。
人生最大の至福の時間の到来です。

館内準備夕食の下ごしらえを終え、
お客さんやその他の仕事はすべて奥さんに一任し、
さー今回も楽しく出発だっ!

時間は夕方5時半。

まずはいけるとこまで南下しよう!

そしてたどり着いた桜島のSA。
時刻はまだ22時ですが今夜はここでお休みだ。

今回のホテルは愛車の中。
お出かけが好きで好きでしょーがない娘は興奮のあまり
なかなか眠れない・・・。

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我が家の朝はいつも早い!

この日も6時前には起き出して即出発。
朝日が昇る前の池田湖にてイッシーにまたがりニヤリ。

それにしても甘く見ていた鹿児島。
寒いっす・・・。
南国の威信はどこに・・・?

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そしていよいよ登山口から頂を目指す。
頭上に悠々と構える開聞岳へ!

2歳の時なら完全に背負子に乗せて登ろうと考えていたのですが、
今はもうすっかり大きくなった3歳。

これならいけるかな。
自分で歩かせてみよう。
と何の根拠もない大いなる自信が、
今回も僕を地獄の果てへと突き落とす!!

やはりそこは開聞岳。
100名山登録の実力は伊達ではなかった。

ルート自体は大した難易度はないのです。
穏やかにくるっと山麓を登っていくコース。

しかし穏やかなのは大人の身体にとって。
3歳の彼女にとっては目の前の僅かな岩の登りすら、
もはやロッククライミングなのです。

一歩一歩慎重に登っていく彼女を、
後ろから中腰で支えたり持ち上げたりして進む父。

大人の一歩は彼女の三歩。
かかる時間は三倍以上!

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永遠に帰還できない予感に怯えた父は、
途中の大きな岩場を抱っこしたりおんぶしたり肩車したりしながら、
必死に飛ばします。

そして比較的緩やかな坂は中腰のサポートでゆっくりと前進。

無限に続くと思われたこの二人三脚の山登り。
ついに終わりを迎えました・・・。

見事に山頂ゲットです!
周りの登山客も場違いな保育園の遠足気分の親子にびっくり。

しかしなんて神々しい景色なんだ。
ち、ちかれた・・・。

さらに帰りに至っては前を歩く彼女のサポートのために、
ますます中腰になりながら歩く父。

腕と肩と腰。
四〇歳の身体ボロボロ。

でも今回発見したことは、
ちびっ娘は黙々と頑張るタイプだったということ。

小さい身体を何度も地面に転がしながらも、
文句ひとつ言わずに最後までやり切った彼女!

とっても偉かった!!

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駐車場に到着後はすぐにダウンするかと思いきや、
きっと身体が疲れすぎて脳内ドーパミンが出過ぎちゃったんでしょうね。

ちょっと変なテンションに入っていってしまった娘。

そのまま最南端の長崎鼻に向かい、
「パーキングガーデン」というプチ動物園らしきところへ行きました。

ここはうちのフットサルのコーチの実家。
こっそりと来てみたのですが、
なんか秘密を暴くみたいで二人でドキドキ。

平日という事もあり、
園内に人はほかに一組だけ。
なにやら怪しげなジャングルが広がるこの動物園は、
予想以上に楽しかったっす!

広い園内には所狭しと動物たちが自由に遊び回り、
至る所に遊ぶ場所などがあるんです。
これは半日はゆっくりと遊べますよ。

「長崎鼻パーキングガーデン」
みなさん指宿方面に足を運ばれた際にはぜひお寄りくだされ~!

この後指宿温泉で汗を流し、
車を鹿児島市まで走らせ、
天文館通りで夕食の黒豚を食べようとしていた時。

娘に異変発生!

お腹が痛いと泣き出したのです。
オロオロ。
どうしたんだ??

抱きかかえて歩くと瞬殺で眠りだした彼女。
恐らく三歳の身体の限界値をはるかにオーバーしたのでしょう。

天文館の夜のフィーバーは諦めて、
その夜は南九州道路のPAでゆっくりとおやすみなさーい。

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まだまだ暗い朝5時半。
突然むくっと起き出した娘が、
「お腹すいた・・」と一言。

このすさまじき生命力!
一晩で完全復活!!

しょーがないので6時には出発し、
まずは阿久根にある長島という島をくるっと回り、

出水の田園地帯に飛来してきている14000羽以上のツルを眺め、

水俣のローズガーデンで花を愛でながらハイポーズ。
この日も絶好の晴れ日和!

しかしもはや娘をまともに抱き上げる腕の力すら残っていない僕。

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湯の児温泉にあるスペイン村にてランチ。

ここが高台から海を眺められる実に異国情緒溢れるいーとこでした。
白で統一された壁面と青い海。
あぁここはまさにエーゲ海!
(行ったことないけど)

料理もスペイン料理。
地元のシラスがたっぷりかかったパエリアに彼女も大カンゲキ!

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そのまま一気に西の果てから東の果ての大分市まで、
休むことなく4時間運転しきり、
夕方4時に奥さんたちと大分市のデパートで合流。

この2日間ですっかりとパパっ子になったと見せかけた娘は、
やはり再会のママにべったり・・・。
恐るべし産みの力。

そして久々に(2日ぶり)家族揃って食事して、
今回の旅行はこれにて終了~。

走った距離850km。
同じ九州とはいえやはり鹿児島は遠い。

そしてやっぱ冬は日本寒いんですね。
どこにいても寒い!

末っ子は早くももう山は行きたくないと言い出しました。
ちょっとさじ加減を考えて連れて行かないと、
もう2度と一緒に山に行ってくれなくなるぞ。

なにせ小さい時の登山がトラウマとなり、
一緒に山に行くのを全霊で拒む長女の前例があるので・・・。

十分気を付けましょう。

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秋の津波戸山へ!

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秋の週末は・・・、忙しい。
せっかくイベントを組んでも・・・、すぐ一般客で埋まってしまう。

それが決して悪いことではないのです。
大変ありがたいことなのですが、
ツアーに人が集まらないのは少し寂しい。

今回の国東の名峰 津波戸山ツアー。

都合での当日キャンセルや、
問い合わせがあったもののすでに満室などの都合が巡り巡って、
なんと参加者は現うちのお手伝い2名と元うちのお手伝い1名の3名のみ。

超内輪だ!

でもこれはこれで楽しそう!
全員で一気呵成に掃除を終わらせ、
さー出発だぜ~。

Go~Go~!

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みんな、慎重に降りて行けよ。

この山に入るのも早くも6回目。

標高わずか529mのこの山に一体何を求めて来るのか?
その魅力のすべてがこの岩場と絶景なのです。

約3時間程度の行程の中に、
これほど密に樹林帯と岩場と鎖と絶景を織りなすルートは
なかなかないですよ。

そしてこれこそが修行の場として名を成す
この国東の山々の大きな特徴です。

さらにおススメなのがその知名度の低さ。

由布岳などはもう入り口の駐車場の時点で
車で溢れかえっている秋の日曜日ですが、
ここは今日2グループに会っただけ。

この世俗を離れられる孤独がまた最高なんですよね。

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岩先から世界を望む。

足元は十数メートルの絶壁です。
ビビるぜ・・・。

この山のもう一つの売り。
それは「無明橋」と呼ばれる
危険極まりない実に挑発的な石の橋です。

ここ国東に4つあるといわれている、
無明橋のひとつがここ津波戸にあるのです。
ここは一番小さいやつですが、
手すりもなにもない岩が無防備に絶壁に置いているだけですからね。

渡るだけでも結構な勇気が求められます。

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さらに特別オプションがついてくるこの山。

どこまでサービス精神旺盛なのか・・・。
某TVショッピング並みです。

それがこの石仏様。
小さく可愛い石仏がこのルート中に88体置かれているのです。

これを探しながら歩くという、
オリエンテーション的なことまで楽しめちゃうのですよね。

しかし問題はこの石仏達。
何を思ってかまったく順番通りに整列してくれないのです。

置いてある番号が結構バラバラ。
これにより始めは順調に数えていけるのですが、
なにせ88体もあるので途中から訳が分からなくなり、
結局あーもーいーや!で終わってしまうのです。

ちなみに今まで何度か挑戦してますが、
88体を確認できた試しなし!

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本日の登山メンバーの3人。

日々の運動不足が進行速度を大きく妨げる、
世紀の汗っかきドクター 
日本人 H。

日本での登山は初めて。
やる気だけは誰にも負けないが恰好が完全に場違いな
台湾人娘 Y。

なんと山に来ること自体が初めて。
持ってるカメラの重さで潰されそうな勢いの
ハンガリー人 G。

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眼下に広がる森林から聞こえてくる鳥のさえずりを、
上空から聞く神の気分を存分に味わい、
何も遮らない天空の散歩道を闊歩して、
最後の88体目の石仏様にお礼を告げ、
いざ下山開始です。

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そして最後は恒例の別府にて買い物して飯食って、
本日の山登りツアーはおしまーい。

たいして疲れるわけでもないのですが、
九重連山に登った並みの満足感に包まれて幸せな気分一杯になれる
そんなイカした津波戸山。

この山の唯一の悪いとこは 「つわどさん」と何度打ち込んでも、
決して変換できないこと位ですかね。

さぁそろそろ秋の登山シーズンも終わりが見えてきましたね。
これからは気合いの冬山のシーズン。

行って帰るピストン運動の加速度が益々重要になってくる季節です。
冬は冬の美しさが待ち受ける山。

次の登山イベントは来年の1月25日(日)の
冬の鶴見連山縦走です。

これまたとってもいいコースですよ。
単独では決して行けないルート。

また来年元気に山でお会いしましょう!

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由布岳初冠雪!

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凍えるような朝・・・。
何か確信めいたものを感じ外にでると・・・、
でました!

白いドレスに身をまとう由布岳。
今年の初冠雪です!

ついにこの季節がやってきたか。
永く寒い冬が・・・。
どうしようもなく憂鬱。

こんな日はゆっくりとカフェなんて選択もあるのですが、
あんまりひきこもってる様子をみせて冬が調子乗るのもなんなので、
ここは一発きちっと、どっちが上なのか、
という事をはっきりと見せたることにしました!

由布岳登山だ!

瞬殺で準備を終え、
11時30分には登山口に降り立つ!
(やる気メーター 120%!)

今日も行くぜ~。

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しかし歩き出して速攻で音楽の電池が切れる。
ガガーーーン。マジっすか・・・。
テンションガタ落ち。
(やる気メーター 70%!)

そして吹き付ける風の強いこと、寒いこと。
こりゃー尋常じゃないぞ。
(やる気メーター 50%。)

そのうち見つけた葉っぱの吹き溜まりで思わず遊びだしてしまい、
どんどん抜け落ちていく戦闘力と貴重なお昼休み時間・・・。
(やる気メーター 20%・・・)

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そして迎えた最初の分岐点。
遥か先に白く立つ由布岳山頂。
崩れ落ちるやる気の音が確かに聞こえた・・・。
(メーター倒壊)

「えへへ。今日は、やめとこっか・・・」

そんなわけでヘロヘロ夫婦は嬉々としてすぐ隣の超低山、
飯森ヶ城へと向かったのです。

しっかしこの山頂でも風速は只者ではなかったですよ。
ほとんど呼吸ができない・・・。

倒れないように踏ん張りながら、
なんとかぐるっと360度の大パノラマを堪能した後は、
一気に下山開始。

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「右手に見えますのがぁ~、
    かの有名なぁ~
       由布院でござぁいまーす」

まったく木の生えないこの山からの眺望は格別!
深い山に囲まれた静かな街。
ほんといいとこだ。

そしてわずか1時間で山登りを終わらせた我がへっぽこ隊は、
当然のようにこの後まったりとお茶タイム。

この舐めきった態度では今シーズンの冬も相当やられるな。
ちなみに昨シーズンは60年ぶりという大雪にしてやられた由布院。

あーどうか穏やかに通り過ぎて行って下さいー。

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