天草へ~

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夏の中盤戦をなんとか切り抜け、
最後に2日間お休みをいただき、家族と母2人で天草へとお出かけました。

4年ぶりの彼の地。
前回は車キャンプして暑過ぎてまったく寝れなかったので、
今回は大人しく宿に泊です。

まずは車をひたすら延々と走らせ、
天草最南端の牛深へ。
ここまでなんと6時間。

世界の果てか・・・?

しかも誰もいない透き通る海岸で、
はしゃぎにはしゃぐ我らを待っていたのは、
見えない刺客。
クラゲさん・・・。

全員あっさりと刺されて30分ほどで早々とリタイア。

ここまで来たのに~!
勘弁してくれ~!

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重税とキリスト教迫害の歴史を持つここ天草。
その傷跡や歴史はいたるところに残されています。

今は静かに街を見守る教会も、
かつての悲惨な被害者たちを弔うモニュメントなのです。

この日は苓北にあるある宿に泊。

8時ごろ着くと、
説明も何もなく鍵だけ渡されて、
おばちゃんはどっかに帰って行ってしまいました。

どーしたらいいのか戸惑う我ら。
田舎にはまだまだ無秩序という名の自由が残されていますね。

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1秒も無駄にできない!
7時30分には出発だ!
この日も晴れ渡る空。

海がどこまでも碧い・・・。

予想以上に良かった富岡城で感動して、
富岡海水浴場で懲りもせずに泳いで再びクラゲに刺され、
しょうがなく温水プールで泳ぎ、

この苓北エリアをかなり堪能しました。

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岬の先にあった灯台を息子と二人で制覇の瞬間!
やっと彼が僕の世界へと足を踏み入れてきてくれました。

これから2人でどんな無茶ができるのか・・・。
楽しみでしょーがないです。

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これも天草名物。
世界中の男性のロマンを形にした、
「おっぱい岩」

相当巨乳ですよ。

広い海岸にポツンと置かれた片乳。
もっと本気で保護してほしい逸材です。

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そして今回の旅のメイン!
イルカウォッチングにやってきました。

見える確率90%以上!
と謳っているのですが大自然が相手のこと。
果たしてそううまくいくのか???
自然をちょっと甘くみすぎてるんじゃないかい??

と出発前から心配気味の僕を横目に、
上がり切ったテンションが止まらないチビ3匹。

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そうして港を出発した船は10分ほど海原を走ります。
この広い海の中。

小さいイルカを船長は発見できるのか?

との心配は全く無用でした。
このツアー。
何社も船を出しているので、
この海域はイルカウォッチングの船だらけ。
その船がすでに群れを発見しているので、
船が溜まっているところに船長は目指すだけでいいのです。

そして着いた海域には・・・。
イルカだらけ~!!
すっげ~!!!

1匹2匹の話じゃないですよ。
何十匹ものイルカがずっと並行して泳いでくれるんです!
しかもずーーーっと。

確信しました。
確実に彼らはこのイルカウォッチングの会社の契約社員ですね。
勤務時間なのです。

素晴らしきショーマンシップ。

しかし目の前に現れる野生の美しさには大感動でした!
これは正直一度は見る価値ありですよ。

その後夜は熊本の菊池渓谷近くへと移動し、
貸切バンガローでBBQして、花火して、
2日目の夜もお疲れ様でした~。

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最終日もとにかく時間が惜しい我々は8時前には荷物をすべて片づけ、
速攻で出発!

朝から千条河原という場所で川遊び。

とはいえ今まで浸かってきた海のように、
ここは暖かく僕たちを包んでくれはしません。

めっちゃ冷たいです。
身を切る冷酷なまでの冷たさ。

これに入るには相当の勇気が必要だ!
ちょっとちょっと入っていくなんて不可能。

そんなわけで命を懸けた川へのダイブが行われました。
覚悟を決めた男の最後の悲壮な顔をご覧ください。

ちなみに相棒の息子もこの後飛び込んでくれ、
親子そろって震えまくってました。

今回もも楽しくてしょーがなかったお休みもこれにて終了。
それと同時に夏の終わりが確定。

また夏は来年か・・・。
遠いな・・・。

しかしまだあと少しだけ残っている夏の仕事。
決して気を抜かずに働きます。

秋は・・・。
山だなっ!

登るぞ~!!

湯布院カントリーロードユースホステル  
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素晴らしぃ~

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先日お客さんからいただいた1枚の写真。

夜明け前を狙った力作。
あまりのキレイさにアップさせてもらいましたー。

うちの裏道を200m程上がった場所から見える由布院の夜景です。
実はここは最近生れたばかりの新しい展望所なのです。

あれは2年前の夏のこと。
ここ九州を襲った激しい梅雨前線。
記録的に降り続いた雨は止むことを知らず、
九州北部に壊滅的な被害をもたらしたのです。

その名も「九州北部豪雨」

大分県では竹田市や耶馬渓や日田市の被害が大きく、
かなり映像等でも流されていたのですが、
実はここ由布院も例外ではなかったのです。

たっぷりと水を貯めこんだ由布岳は、
ついに満水になり数か所から崩壊。
土石流として由布院の街へと流れてきました。

その一つがちょうどユースホステルの横の山筋でした。
押し寄せた土石は道を塞ぎ、
砂防ダムを埋め、
木々をなぎ倒し、
下へ下へと押し寄せていったのです。

幸いにもユースホステルには被害はなかったのですが、
周りの森は大きくその姿を変えてしまい、
生い茂る木は無残にも押し倒されました。

その結果、
なんと今まで何もなかった場所が一気に開けて、
あろうことか由布院の夜景が一望できる新名所が誕生してしまったのです!

これぞ災い転じて福となる。

この大自然からの贈り物を、
ありがたく夜のツアーで早速活用させてもらっているわけです。

でも最近どうも連日不穏なニュースが飛び交っていますよね。
もうこれ以上新しい名所はいりません。

由布岳さん。
どうかどうか穏やかにこの台風シーズンを乗り越えてください。

最後に写真をくれたY君、ありがとねー。

湯布院カントリーロードユースホステル  

宿題が・・・

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義実家から帰ってきた我が子たち。
帰ってきた笑顔!
帰ってきた混乱!

再び歩み出したそれぞれの子供たちとの二人三脚の日々。

そんな中常に我が道を行く息子が、
なんと夏休みの工作をまったくしていないことが判明!
そして甘い目で「手伝って~」とおねだり。

こいつは確信犯だな・・・。

しかし僕も小学生の頃は学校の先生だったおじいちゃんに手伝ってもらい、
プロ顔負けの昆虫採集を堂々と提出していたものです。

これが血の流れか。
手伝わんわけにはいかんだろう。

そんなわけで夜9時から始まった工作タイム。
なにしよっか・・・。

そういえば6月に行った科学館で買ったいい本があったな!
これだ!
「世界一飛ぶ紙飛行機!」

こいつを持って行って学校のヒーローになろう!

という甘い考えは、作り出してすぐに撃沈。
とにかくむずいんです。
小学生には・・・、というより僕も折れない。
書いてる説明が理解できないんです。

10分ほど折り紙をこねくり回した後、
早々にリタイア。
別のにしよう。

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その後いろいろ悩んだ挙句、
そういえば手作りキーホルダー用の流木がたくさんあることを思い出しました。

これでなにか作れぬか?

適当に手にした流木を組み合わせて繋げていくと、
不思議なものでただの木々がなにやら徐々に形造られ、
乾いた材にしっかりと命が吹き込まれていきます。

1時間ほど息子と2人で組み上げ続け、
ついに生まれたのが、
この「ウッドドラゴン」!

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全長50cmを超える大作です。

息子大喜び!

しかし一つだけはっきりと言えることは、
作品の強度の問題により、
間違いなく学校までの歩行時間と振動には耐えられないでしょうね。

おそらく学校に飾られるのは、
この雄たけびを上げる雄姿の極1部のみとなるはずです。

満足しきって眠りについた息子ですが、
僕にはまだこの荒れに荒れた部屋を片付けするという、
大きな宿題が残っています。

最近は家で組み立てるだけのキットがいろいろと売っているそうです。
ただでさえ忙しくて時間が足りない夏休み。
来年は早めににデパートでそんなのを買わしておこう、
と強く心に誓う父でした。

湯布院カントリーロードユースホステル  

呪いの雨 またもやイベント中止

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ロープウェイで夜に鶴見岳の山頂まで上がり、
そこから別府の輝く夜景を満喫し、
夜の登山道を楽しく降りてくる。

毎年恒例のこのイベントがなんと今年は雨でお流れに・・・。

参加者はカッパも持って気合十分!
僕も少々の雨でも行く気満々だったのですが、
肝心要のロープウェイがまさかの運航中止・・・。

やる気出せよー、おいー。

これで今年3度目の雨によるイベント中止。
呪われてるぞ。

しかし高ぶる気持ちはこのままでは抑えきれないっ!

こんな雨の夜は!
彼らに会いに行こうっ!

降りしきる雨の中、完全な登山の恰好に着替えて、
いざ秘密の川へと降りて行く総勢 8名!

今宵もこの興奮に優しく応じてください。
オオサンショウウオさん!

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あらかじめしっかりと説明します。

「オオサンショウウオは天然記念物なので見るだけですよ。
 そしてそう簡単には見つかりません。
 見つかるまで何時間かかるかは保証できませんよ!」

みんなの不安と期待が入り混じる空気の中、
早速探索開始の声がかかります。

「もし見つけたら大声で叫んでくださいよ!ではそれぞれ解散!」

勢いよく思い思いの方向に散っていくメンバー達。

僕も足元の岩の滑り具合を確認しながら、
気合いを入れたその瞬間っ!!

「いましたっ~!!!!!」

なっに~!!!!!!
はっえぇぇぇぇ!!!!

なんと開始僅か2分でお客さんの1人が60cm級のオオサンショウウオを発見!

なんて立派な滑らかなお身体。
一同初めて見る野生の大きさに大興奮です!

しかし、どうするんだ?
こんなに一瞬で見つけてしまって・・・。

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早くも終わってしまった「オオサンショウウオ発見!」
という最終目的。

それでもせっかくこここまではるばるやってきたのだからと、
さらに30分ほど散策をすることになりました。

暗闇の中、
滑る岩の上を慎重に移動していくメンバーたち。

が、暗すぎて見えない・・・。

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サンショウウオは夜と雨に日に活発に活動しているそうです。
まさに今夜だ!

その期待を裏切らず、すぐに2匹目発見!
続いては50cmクラスの中型。

彼らは成長を続けると1mをも超えてくらしいです。
どんだけでっかいんだ!

でも今まで見た中では70cmクラスが最高ですけどね。

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そして最後に見つけたのが30cm程の可愛らしいサイズ。
(もはや30cmは小さく見える)

わずか40分で全員会わせて5匹のオオサンショウウオを確認。
いやーさすが雨の日は当たりますね!

始めはこの雨の中での活動に、
不安でいっぱいだったお客さんも、
次々に現れるサービス満点の彼らに大満足でした。

残念ながら夜景は見れなかったのですが、
代わりに見た自然が生み出したこの流線型は
しっかりとみなさんの心に刻まれたのではないでしょうか?

しかし結果がどうであれ、
雨でのイベントお流れは実に不愉快。
来年こそはなんとしてでも鶴見岳に登るぞ!
天よ!よく覚えておいてくれ!

湯布院カントリーロードユースホステル  

アマゾン川

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今から14年も前のこと。

南米を旅していた僕は、
ベネズエラで散々な目にあい、
逃げるように国境を越えた先にあったのがブラジルでした。

広大な広さを持つブラジル。
バスでの長距離移動を続け、最初にたどり着いた大きな街が
「マナウス」というところでした。

ジャングルの中にある熱帯の街。
汗にまみれながら数日を過ごし、
そろそろ次の場所に移動しようとバスセンターを探すと、
驚愕の事実が発覚!

なんとこの街はアマゾン川で遮られて行き止まりでバスは一切ないのです。

ではどうするのか・・・?
ここからの移動は川を下る船のみだったのです。

しかしそれはそれで楽しそうだな。
そして意気揚々と探し当てた船着き場でまたもや愕然っ!

次の街 ベレンまでの所用時間が
まさかの~

5日間っ!
なっがっー!

もはや何時間という単位では表せない・・・。
しかしそれしか安くいく方法がないのでしょーがないのです。
まぁー時間はいくらでもあるので迷わずチケットを購入。

しかしここでまたもや問題が。
「おまえハンモック持ってるか?」

「・・・?いや持ってないけど」

「船に乗るにはハンモックが必要だぞ」

なんたる横暴。
僅か4泊のためだけにハンモックを買わそうとは!
極力荷物を増やしたくない僕はここで断固反対!
すると意外にもあっさりと折れてくれました。

「いらないならまーいーけど・・・」

無駄なハンモック代が浮き、
勝利の余韻に浸りながら船に乗り込む僕。

「郷に入れば郷に従う」
という大変ありがたい言葉をこの時思い出してさえいれば・・・。

5日という長丁場の割には船は質素そのもの。
ほんとーに浮くのか?というレベルです。
乗客も現地人ばかり。
外国人は僕とフランス人の2人だけでした。

進みだした船でまず驚いたのはそのスピード。
実にゆっくりと進んでいくのです。
そしてしょっちゅうそこらの港に立ち寄り、
頻繁に荷物の上げ下ろしが行われます。

どーもこのアマゾン川流域に住む人たちにとって、
外部との接触はこの船だけらしく、乗客の移動だけではなく、
彼らの生活の流通の一部となっているみたいです。

ながーい船旅。

何せずっと限られたスペースで同じメンバーで過ごすので、
当然お互いにだんだんと深い仲になっていきます。

その中で最初に話しかけてきてくれて、
ずっとポルトガル語を教えてくれた可愛い女の子がいました。
(写真中央)
すっかり仲良くなり2人でまったりと過ごしていると、
そこにいつも絡んでくる2人のブラジル人兄弟。

しかもなぜか弟の方は敵対心満々で接してきます。
(写真手前)
どーも彼はこの女の子に惚れたらしく、
一緒にいる僕が邪魔でしょーがなく思ったようです。

まいったな・・・。

その後はなんとか平和に4人で遊んでいたのですが、
ある港に着いた時。

暇を持て余した乗客達数名が暑さのあまり、
船からアマゾン川に飛び込み始めました。

周りの住民や乗客はワーワーと喝采を送っています。

さすがにこの濁り切った川に飛び込む勇気は僕にはありません。
アマゾン川ですよっ!
ワニやピラニアがいるっしょ。
マジで無理だ・・・。

それでも恐る恐る川を覗き込んでみた時、
背後に悪意に満ちた殺気あり!

そこには満面の笑顔で僕を見下ろす弟がいたのです。

ヤバイっ!
と思った時には時すでに遅し・・・。

見事に突き落とされた僕の体はそのままアマゾン川へ。
慌てふためく外国人の僕を見てみんな大喜びです。

ちくしょー。
覚えてるよあんにゃろー。

さて、船の中では夜はみんな外で寝ます。
心地よい風が常時吹いているので蚊もいません。
この時にハンモックを使うのです。
みんなこれに包まってユーラユラ。

しかしハンモックを持ってきていない僕は床で直接寝ます。
確かに堅いけど、なんとかなるな・・・。
と思っていたのですが、
それは最後の晩に起こったのです。

突如我々を襲った激しい嵐!
船は右に左に揺られて、立ってもいられない状態です。
川にいるはずなのに大海で遭難している位の荒れ模様。

船の中は押し寄せてくる波でびしょびしょ。
みんな荷物と一緒につるしたハンモックに避難して、
ひたすら嵐が治まるのを待っています。

僕一人だけが必死に手すりにつかまりながらびちょびちょ。

そっか~、
ハンモックってこういう時のためだったのか~。
あの時もっと素直に言う事聞いていれば!

しかしなんと心優しきブラジル人。

こんな自分の都合だけでハンモックを買わなかった僕に、
船長が自分のハンモックを貸してくれたのです。

あ、ありがとう・・・。船長~。

そしてなんとも頼りない小船は命からがら嵐を潜り抜け、
ようやく朝を迎えたのです。

ほんとよくぞ沈まなかった!
声を大にして褒め称えたいです。

しかし川で嵐ってすごいですね。
ありえないでしょ。

これぞアマゾン!
どーも川の中で一番大きい島は四国位あるそうですよ。
スケールが違いますね。

そして待望の5日目。
ついに目の前には懐かしの文明のシルエットがっ見えてきました!
ビルが!車が!店が!
うれしー。

最後に仲良くなった(?)3人とも握手でお別れです。
弟は最後まで好戦的でしたけどね。
そして一番よくしてくれたブラジル美人さんとはその後・・・。
何にもなかったです。

はっはっは。
世の中そんなドラマみたいにはいかないですね。

川の概念を覆されたアマゾン。
人の優しさに驚いたブラジル。

最遠地のこの地にまた行く機会はいつかあるかな・・・?

湯布院カントリーロードユースホステル  

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