父と娘の2人旅

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1年でもっともお客の少ない2月。
ここに合わせて毎年何らかの旅行をぶち込む僕ですが、
今年は7歳の息子と3歳の末っ子のトリオでの開聞岳遠征を企画!!

ワクワクしながら雪の接客業務を快調にこなしていたのですが、
出発の前週に見計らったように3兄弟がインフルでダウン!

子供の驚異の回復力でほぼ完治したのですが、
息子の小学校をこれ以上休ましたくないという、
奥さんの一般論に珍しく負けてしまった僕。
なにせすでに1週間休んでいるのでしょうがないか・・・。

しかしそれならなんとか愛する末っ子だけでも・・・、
と病み上がりではあるのですが僕の強固な希望だけは聞き入れてもらえ、
ここで父娘の1泊2日のプチ旅行が決定~。

末っ子はお出かけ大大好きなので僕が車の鍵をつかんだ途端、
いつもの通り駆け寄ってきたところを問答無用で拉致。

さぁ、ラブラブの旅に出発だぁ~!!!

まずは2人で大雪の残る阿蘇を快走。
西へ西へ。

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そして熊本の長洲からフェリーに乗り込み、
今回の目的地 島原に向かいます。

学生の頃2度行ったのですが、
それ以降はほとんど見ていない九州空白の地。

長崎は年2回位行くんですが、ここは素通りしちゃうんですよね。
そんなわけで今回は2人でじっくりと回ってみよう!

40分間で穏やかに対岸に渡してくれるこのフェリーの船甲板には、
すっかり人に餌付けされ、
野生を捨てきった落ちたカモメの軍団がひたすら絡んできました。

周りを面白いように飛び回る白いカモメに末っ子大興奮!

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この日の宿である雲仙の休暇村にまずは荷物を預け、
沈む夕日を浴びながらぐるっと海岸線を走ってみます。

海と夕日と棚田ときたか・・・。
やるじゃなーか。
早速ぐっと心掴まれた感じです。

島原、入りはとてもよかったのですが、
病み上がりの娘と風邪気味の父はこの日はこのまま2人でお部屋でまったりとダウン。

普段ママママ病の彼女ですが状況把握力はかなり優れているらしく、
ママがいないと悟った後は一言も「ママ」を発さず。

食事して風呂入って歯を磨いて布団引いて。
頼りない父に望むことは何もないらしく、
すべて率先して自発的に行ってくれました。

そして2人っきりの楽しい夜はゆるりと更けてゆくのでした・・・。

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朝はいつも「ママ~ッ」と泣きながら起きてくる末っ子。
この日も目が覚めた後一瞬泣きそうになったのですが、
横にいる父の顔から瞬時にすべての記憶を手繰り寄せたらしく、
あきらめ顔で起き出してきました。

やりゃーできるんだね。

そして朝から2人でまずは雲仙の地獄巡り!
立ち上る湯けむりにビビる彼女。

そんなんじゃー湯の国大分から来たとは言えないぜー!

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そして続いてはロープウェイ下の仁田峠へ。
思いがけず眼下には一面の大雲海が!

こりゃーつくづくついてるな。
ただ今回驚いたのは途中までの道です。

ここ雲仙ですらなんと両側にはかなりの量の積雪が残ってました。
やっぱ今回の大雪すごかったんですね。

その後島原の道の駅にて昔の噴火によって埋まってしまった家を見てきました。
もう20年以上前の出来事なのですが、
その家々の近くにいくと灰の匂いがするように感じました。

海の近くにあるこの保存場所。
雲仙普賢岳ははるか遠くにかすかに見えるのみ。

あそこからここまで土石流が来たんですね。
改めて大自然の驚異を実感。

この感じだともし由布岳が噴火したら我が家は逃げる必要ないな。
瞬死だ。
そう考えると慌てる必要もないのでちょっと気が楽です。

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途中これまたいいものを発見!
サッカー好きの人にはたまらないっすね!

歴史とスポーツの奇跡的融合。
しかしこれは許されるのか??
なんでもしていいというわけではないと思うのですが・・・。

ただこの銅像。
ボールがあるだけでなんか不思議と普通の大きさに見えてしまうんですが、
ほんとはとってもでっかいです。

何はともあれ今年のW杯日本代表の活躍を祈願してきました。

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そして最後に島原の街を散策。

ここがコイの泳ぐ街で売り出していたり、
島原城があったり、
武家屋敷があったり。

見くびってました。
実に味わい深い。

正直途中にもまだまだ見たいとこたくさんありました。

これは今回だけでは収まらず!
次回はまた家族オールスターで来るしかないですね。

こうして初の父娘の2人旅も無事に終了。
末っ子が好きで好きでしょーーーーーがない僕にとっては夢のような時間でした。

2日間に渡り心から分かり合ったはずの2人。
さすがに僕しかいないのでこの間は彼女も僕にべったりだったのですが・・・。

しかししょせん人の心は移りゆく秋の空。

家に帰った瞬間から彼女は一瞬でママっ子に返り咲き~!
ママに抱かれてひと時も離れない。
父の方には一瞥もしてくれないこの悲しき現実。

今度暇なのは6月だな。
6月にもう一回2人でおでかけしょっと。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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2014年2月大雪 まとめ

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今年の冬はなんか暖かいね~。
なんてとぼけたことを確か年明けくらいから言っていたような・・・。

だいたいこういう時ってしっぺ返しを食らうのですが、
今回はでっかかった!

まずは2月第1週末の大雪。
夜からシンシンと降り続いた雪は見事に真っ白に積みあがりました。

でもこの時はまだまだ気持ちも余裕があり、
お客さんも僕もみんなで大盛り上がり!

香港のお手伝いも大はしゃぎで写真撮りまくってました。
まだこの時は・・・。

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しかし翌朝はユースホステル上の坂は大パニック。
滑ってどうにもならなくなった車あり。
チェーンが着けれないカップルあり。

我がユースホステルも状況を聞きに来たり、
トイレを借りに来たり、
助けを求めに来たりとひっきりなしに人が訪れる始末でした。

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そして第2週末の大雪。

これがまさかの1週間前を上回る積雪量!
これにより由布院ではなんと小学校が休校になりました!

少なくとも僕がここに移ってきた8年間では初めてのことです。
思わぬ休日に大興奮の子供達。
そりゃー嬉しいわな。

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そしてあまりにも無謀なノーマルタイヤでの侵入⇒スリップ⇒救助、
を繰り返す観光客に業を煮やした県はついにユースホステル上の道路を通行止めに!

もう一つの別府に通じる九州横断道路も通行止めになり、
高速道路ももちろん封鎖されたので、
これで完全に由布院-別府間は通行不可。

街中では右に左に途方にくれて走り回る「わ」ナンバーの車で溢れました。
九州レンタカーはすべてノーマルタイヤ。
皆さん口々に「まさか九州で・・・」と呟いてましたね。

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その後2日位で何とか道路は走れるようになり、
その僅かな時間を練ってなんと学生のライダーが飛び入りで来館。

何も考えずにフェリーで関西から九州入りした彼。
九州寒いっすね!と余裕をかます彼を狙い撃ちするように、
3度目の大降りが夜間に由布院をゆっくりと包み込みました。

朝、昨日と別世界になった由布院を見て愕然とする若者。

まったく出れる状況になくなったバイクは、
そのまま放置され、
足を失くした彼は止む無くヒッチハイクで長崎へ出かけていきました。

いい人生経験となっただろう・・。

しかしまさかの大雪3連ちゃんがもたらした被害はことのほか大きく、
湯布院いまだ幹線道路以外は雪まみれです。

ユースホステルも現在のところ雨どいが1か所ぶっ壊れ、
駐輪場の屋根に大穴が空き、
道具を入れていた箱が雪の下でペッちゃんこになってます。

お手伝いと僕の腰と腕にも雪かきで大いなるダメージを残したこの大雪。
溶けきるのはいつになるのか・・・?

なんとかこの週末には元通りの街を皆さんには楽しんでもらいたいものです。

湯布院カントリーロードユースホステル  

大雪の由布岳

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ついに恐れていたことが発生っ!

頭が痛い…と言い出した長女を病院に連れて行くと、
やはりのインフルエンザ。

その翌日昨日までピンピンしていた息子が顔を赤らめて起きて来て、
やはり病院でインフルエンザの診断。

屋内は一気に野戦病院状態になってきました。

インフルエンザは病院でタミフルを飲ませてもらった後は薬は基本なし。
なので後は回復するのを待つしかないのです。

うなされる子供たちを前になんて無力な父なんだ!
いや、本当にしてあげられることはないのか?

病気回復を祈願しての祈祷登山!
今父にできるのはこれしかない!

こんな父の熱い想いを呆れ返った顔で見ていた奥さんから渋々許可をもらい、
いざいかん!山へっ!

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向かうのはもちろん由布岳。
歴史的大雪に包まれた由布院。
果たしてこの街の守り神様はいったいどうなってしまっているのか?

登山口に立つとそこには誰も歩いていない、
真っ白なヴァージンフィールドがどこまでも広がっています。
そこに刻まれていくのは一歩一歩踏みしめる僕の足跡のみ。

さすがに今登る人いないか・・・。

山に入るといつもテンション上がるのですが、
なんかいつも異常に興奮するな。

しっかしなんて雪の深さだ・・・。
膝下くらいは当たり前で場所によったら腰辺りまで沈み込みます。

十分に足をあげてから踏み出す次の一歩。
ウルトラハードなこの動作に一抹の不安を感じながらも、
ゆっくりと前進していきます。

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まったく思い道理に進まない行程。
とにかく深く深く降り積もった雪がいやらしいくらいに邪魔してくるのです。
こんなに全力で拒否されても困るのですが・・・。

登れば登る程増える積雪。
もう何回も雪の由布岳に登っている僕ですが、
今回は正直途中で何度もあきらめかけました。
そのくらいに雪が深くて危ない!

ここはヒマラヤか・・・?アルプスか・・・?
まさか九州だなんて到底受け入れられない。

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しかし我が庭と豪語する由布岳で途中リタイアするわけにはいかない!
途中からは雪面を体重をうまく分散しながら這うように登っていき、
ついに東のピークをなんとか奪取!

写真を撮ろうと手袋から手を出した瞬間に手は痛い程に冷えつき、
シャッターが押せない・・・。

頂上付近では呼吸のたびに鼻毛が凍りました。
僕の経験上これは-10℃以下を意味します。

いつも通り冬山装備とはとても思えない上着2枚と半ズボンの僕の体は、
極限に近く冷え切り足の震えが止まらない・・・。

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これはちょっと危ない。
とにかく熱だ!
這いながら登ってきた急斜面を一気に滑り降ります。

とにかくスピードをっ!
位置エネルギーを運動エネルギーに変えて、
とにかく熱をっ!

眼下に白く染まった由布院を眺めながら、
命を懸けた全力疾走。
いつもながら下りの急降下は超楽しいんですよね。

ただ雪が深すぎて何度も足が埋まって顔面から雪に激突するのは
ちょっといただけなかったのですが。

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そして走りに走ってようやくポカポカしだしたところで、
駐車場に到着。

心配そうに待っていてくれた車。
待たせたな。

いつもは溢れんばかりの車が並ぶこの駐車場も当然貸切です。

しかし今。
由布岳登山は完璧にお勧めできませんね。
はっきりと無理です!

疲労と寒さでこわばりきった身体。

いつもはだいたい50分前後で頂上まで行く僕が、
今回2時間15分かかったという事実から、
今の由布岳の状況をどうかご理解ください。
(下りは40分)

もうしばし白い脂肪のダイエットに成功し、
スリムになる由布岳を待ちましょう!

子供達にぜひ疲れ切ったこの父の祈祷が無事届きますように~!

湯布院カントリーロードユースホステル  

臼杵の雛巡りとマグロステーキ

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ユースホステル2月のイベント。
ハードが売りの我がユースホステルですが、
今月はとってもソフトです。

杵築という城下町に雛巡りの散歩に行き、その後牡蠣を食べて帰るという
絵にかいたようなお手軽グルメツアー。

全国からちょっとおいしいものを食べたいと参加者も数名集まったのですが、
天はこの甘い考えに大激怒!

荒れ狂う空からは山深い由布院でも数年ぶりという大雪が舞い降りました。
全国の皆さん。
とんだことに巻き込んでしまい申し訳ありません。

この記録的大雪で各交通機関は乱れまくり。
宿泊キャンセルも相次ぐ中、
この異常気象をも上回る異常情熱を持った熱い2名が気合いで来てくれました。

こりゃーツアーしないわけにはいかんでしょっ!

しかし杵築へとつながる道路がほぼすべて雪で通行止め。

そんなわけで急遽会場を変更し、

「臼杵の雛巡りとマグロステーキツアー」

の開催決定~!

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大分県南部にある臼杵。
磨崖仏で有名な場所なのですが、街中も風情があっていいんですよねー。
ゆっくりと昔の趣の残る裏道をみんなで散策。

ただ驚いたのが雪です。
さすがに由布院を離れるとみるみる景色が変わり、
ここ海抜2mの臼杵ではまったく雪は残ってませんでした。

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ここでは3か所に無料で豪華に飾られたお雛様を見れる場所がありました。
臼杵のお雛様の特徴は紙で作られているのです。

一つ一つ表情の違うお雛様はとっても可愛らしいです。
使っている紙もキレイな和紙や折り紙や、
中にはお店の広告で追われたものもありました!

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しかし驚いたのはその数。
展示場にはそれぞれ優に数百体ものお雛様が飾られており、
これがまた圧巻なのです。

きっと紙なので保存しやすいのでしょうか。
ここはぜひ一度皆さん訪れてみてください。

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いよいよお腹もすいてきたので隣の津久見に移動です。
牡蠣の代役として抜擢されたのが「浜茶屋」のマグロ!

大分県の海鮮といえばまず思いつくのが「関あじ・関さば」と思うのですが、
ここ津久見ではマグロが取れるらしいのです。

この浜茶屋はすでに県内ではかなり有名になってきており、
僕たちが着いた13:00頃には店の前に長蛇の列が!

それでも手慣れた感じの店員団がテキパキと店内をさばいており、
意外にも20分ほどで入ることができました。

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当然注文するのはここの名物 「マグロステーキ」

見てください。
このジュージューに焼かれた鉄板の上に横たわる、
この存在感にあふれるマグロをっ!!

もちろんめちゃ美味でした!
ただ時間と共にせっかくのレアなマグロがどんどんウェルダンに変わっていくので、
もし行かれる方は速攻食いがおススメです!

見て・歩いて・食って。
大満足の中無事にこのツアー終了です。
たまにはグルメツアーもいいですね。たまにはね。

そしていよいよ3月は激しいところが続きます。

3月9日 「全九州雪合戦大会」
3月16日「4時間耐久ママチャリレース」

共にまだまだメンバー大募集中。

全国でその心と身体を遊ばせてしまっている皆様。
ぜひ一緒にここで燃やし尽くしましょう!!
ご一報お待ちしています。

湯布院カントリーロードユースホステル  

湯布院 大雪~!

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昼過ぎから降りだした雪は、
あっ!!
という間に街を包み込み再び真っ白に~!

ここんとこ雪続きですが、
今日のヤツは今季最深ですね。

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この雪の影響で由布院に向かっていた我がお客さんは
7人中4人がキャンセル。

ノーマルタイヤでは現在湯布院には辿りつけません。

用事で駅にも行ったのですが、バスも多数運休になっていて
みんな(おもに韓国人)は大パニックでした。

なお「明日になったら大丈夫か?」
と観光案内所の人に詰め寄っている人がいましたが、
明日の予報も見事なまでに雪マーク。

残念ながらとても回復するとはとても思えません。

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そんな中お客さん3人と我が家の5人とお手伝い2人。
総勢10名で行われたのが、

ソチオリンピック 競技名 ソリ世界選手権 in ゆふいん会場!

ちょうどユースホステルの裏にベストの角度の坂があるんですよ。
ここで誰が一番遠くまで滑れるのかを競うソリ競技。

大人から子供まで滑って転んで真っ白になりながら、
真剣に最長不倒を目指して漆黒の闇にソリを漕ぎ出します!

久々に雪まみれっ!
ちなみに金メダルはお手伝いの マコ でした!

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戦い終わった後の玄関は大変な状態に。
しばらくこのまま放っておいて、明日乾いてから片付けましょう。

現在積雪はだいたい30~40cmはありそうです。
そして終わる気配の全くない雪。
どこまでいっくのかなー?
ここまでくればいくとこまでいってほしいですね。

しかしここでこの状態なら山はいったいどうなってるんだ?
密かに隙あらば山に行ってやろうと企んでいる僕です。

さぁ明日の朝窓から外を見るのが楽しみ!
ただお車の方はくれぐれもお気を付けくださいね~!

湯布院カントリーロードユースホステル  

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