息子と男旅 礼文島へ

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夏の始まる前の梅雨時期。
由布院で唯一ともいえる閑散期を狙ってお休みを頂いてしまいました~。
4日間のお休み。
「僅か」と思う方もいると思うのですが僕にとっては中々取り切れない長期休暇です。

これは思い切って思い切った場所に行くしかないな・・・。
もちろん旅の相棒は我が息子。
学校は・・・、なんとかしといてくれ奥さん。

そして2人でバス⇒飛行機⇒夜行バス⇒船 と乗り継ぎ辿り着いたのがここ 
遥か北の地 「礼文島」です。

息子はもちろん僕も初めて島の土を踏む!
しかし遠かった・・・。
由布院を出てからここまではるばる21時間30分かかりました。
由布院から一番時間かかる場所じゃないか?

そして到着後早速本日のお泊りの宿の迎えを受けてまずはお宿へ。

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かつてここ日本では「旅=ユースホステル」という位日本中に旅の宿としてユースホステルが蔓延していました。
ゲストハウスやカプセルホテルなんて皆無だったのです。

若者はみんな見知らぬ世界や出会いを求めて無我夢中にユースホステルを回りまくっていたそうです。
もちろんいろんなタイプのユースホステルがありました。
食事が美味しい場所・便利がいい場所・キレイな建物の場所とそれぞれがそれぞれの特徴を出していたのですが、
その中でまったく他のユースホステルと違う特色を持つ異質なユースホステルが出てきたのです。

それが別名 「キチガイユースホステル」とも呼ばれているユースで、
そこでは毎晩ギターの音色とともに歌って踊ってと大騒ぎのミーティングが盛大に開かれていたそうです。

しかし時は流れ・・・。
他の旅人との相部屋という形態を受け入れない若者も増え始め、
またゲストハウスや他の安宿の台頭などもありユースホステルの存在感は静かに消え去っていくのです。
もちろん「キチガイユースホステル」と呼ばれた場所は真っ先に姿を消していきました。

そんな中頑なに数十年前の伝統と格式を守り抜き、
シーラカンスのごとき逞しさで古き良き「キチガイ」を押し通すユースホステルが今。
この日本にたった一つだけ存在している。

僕もユースホステルが大好きだというお客さんから何度も聞かされたその名前。
また今では珍しすぎて何回もTVなどでも放送されている伝説の宿。

それがここ 「桃岩荘 ユースホステル」なのです。

同じユースホステルに携わる人間としてはぜひ一度来たかった場所に、
やっと息子と2人で来ることができました。

礼文島の観光名所の一つでもある桃の形をした「桃岩」とネコの形をした「ネコ岩」
に挟まれたこの桃岩荘は思った以上に広くてキレイでした。

実はここに到着するまでの間に、
すでに僕も息子もこのスタッフの過剰ともいえるおもてなしぶりに度胆を抜かれています。
ここまでしてくれるんですか・・・?と若干申し訳ない気持ちになるくらいです。

でもそれは決して居心地の悪さを感じる類のものではないのです。
短い日にちですがこの先の滞在に希望しか見いだせないとても暖かいお迎えでした。

それをここで文章で表す事は僕にはできそうもありません。
ぜひご自分でこの衝撃を味わってみて下さい。

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お昼前にユースホステルを出発して、
まずはフラワーロードを2人で歩きました。

ずっと悲しそうに沈んでいた空がこの午後だけにっこりと晴れ渡りました。
実は滞在した3日間で晴れたのはこの午後だけ。
梅雨の九州から来たのでひさびさ再会の太陽に心躍ります!

この時期礼文島は花満開!
一年で最も美しい季節と言われているそうです。
しかしそんな貴重な高山植物に何の興味もない男2人とっては、
花はただ気持ちよく高原ルートを歩くための飾りでしかありません。
ほんと歩かせ甲斐のない2人で申し訳ありません。

結局この日は15km程礼文の南部を歩き回り、
再びフェリーターミナル周辺の島一番の繁華街に夕方帰還。

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諸々の事情により今年はユースホステルの夕食がないのです。
町からユースホステルまでかなり距離があるので先に夕食を取るしかない。
さっそく宿で紹介してもらったお店で礼文の名物の「ホッケのちゃんちゃん焼き」を注文。

目の前でジュージューと香ばしく焼けていくホッケ!
これがまた間違いなしの美味さ!
サイコーでした。

この時時間はまだ5時前だったのですが、
すでに店内には何名かの人がこのチャンチャン焼きを楽しんでいました。
「みんなえらい夕食が早いんだなぁ~」
なんて思っていたら何のことはない。
あとで宿に帰って判明したのですが全員桃岩荘のお客さんでした。
夕食ないとこの時間に食べるしかないですよね~。

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そして翌日はこの旅のメインイベントの一つでもある
「愛とロマンの8時間コース」と呼ばれる礼文島を縦断するトレッキングに出かけました

今回一緒に旅立ったのはユースホステルで一緒だった11人のメンバー達。
常連さん・ご夫婦・若い旅人・定年後のおじさん・外国人と多士多才な面子でスタートです。

礼文島最北端のスコタン岬から歩きだし桃岩荘まで歩いて戻るというこのコース。
なんと全長 36kmもあるのです。

冠にもある8時間で本当に歩けるのか・・・、
と思っていたのですが全く無理でした。
結局僕たちが要した時間は11時間。
スタッフの人にみんなは8時間で歩けるのか聞いてみると、
「絶対に無理です。でもこれで10時間とか11時間と謳うとみんなやらないので、8時間の名前で通してます!」

ってそりゃ詐欺でしょっ!

でも花咲き誇る高原を眺めよく歩き、海岸線沿いで貝を拾い、森林地帯を抜け、砂の崖を滑り降りとコースは
とってもバリエーションに富んでいてとても楽しかったです。
同行したメンバーが良かったので本当に楽しい1日となりました。

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これだけ朝早くから歩いたので普通はこれではい、お疲れ様!となるはずですよね。
そうならないのがこの桃岩荘なのです。

帰って風呂に入ってカップラーメンをすすると即始まるのが夜のミーティング。
島の観光案内から始まり、島の歌を歌いだし、最後は全員で歌って踊るという催しが毎晩繰り広げられます。
しかもたっぷりと2時間!

「決して強制ではありません!」と何度も強制されるのでよほどの常連さん以外はほぼ全員参加します。
ただこれも決して嫌じゃないんですよ。

目の前のスタッフは一日の仕事の終わりで疲れているはずなのにいつでも全身全霊で歌って踊る。
そんな彼らの汗だくの姿にただただ伝わってくることは感動のみ。

その熱い想いでその場が満たされているのでだ誰もがちょっと照れながらも一緒に歌って踊れるのです。
人が作り出す力の偉大さを感じずにはいられない夜でした。

もう一つこの宿の絶対の決まりが禁酒!
決してこの恥ずかしさを乗り越える手段として酒は使わせない!
という体育会系のノリに大いに共感を覚えました。
酒で酔わさずともみんなを楽しませる!という絶確固たる風格すら漂う彼らの姿は見ていて清々しいです。

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僕達のこの2泊3日の桃岩荘滞在もあっという間に終了です。
去りゆく人には「え~本当にかえっちゃうんですか?もう一泊!いやもう2泊!」
とお決まりの引き留めをしてくれるのですがそれがまたとっても嬉しいくらいにだれもがココに惹かれました。

宿から車が出るときも坂の最後の最後まで走って追いすがってくれ、
また船が出るときは見えなくなるまでずっと歌って踊ってくれた彼ら。
去りゆく僕たちも声が枯れるまで「いってきまぁーす!!」と叫んでいました。

僕は正直いろんな人からこの桃岩荘の話を聞いた時、
興味はあったのですがなにか宗教的な匂いを感じて懐疑的でした。
常連と呼ばれる人たちだけが盛り上がってる宿なんじゃないかな?
夜のミーティングも強制的にしてるだけで自己満足的なものなんじゃないかな?と。

というのも「好きな人には好きだけど、合わない人は全く合わない宿」っていう話も聞いていたからです。

でも実際に行ってみてその初めの想いは全ていい方向に裏切られましたね。
これだけお客さんの為に一生懸命に頑張ってくれる宿は他にはないです。
聞くとスタッフは休憩時間も休日も全くないそうです。

まさに個を捨て、利を捨て、お客様の為にすべてを捧げる宿。
日本一のおもてなしの宿だと感じました!

思いがけずすっかりとここに魅せられてしまった僕は、
ぜひもう一回次は末娘を連れて帰ってきたいと早くも考えています。

この由布院で同じことができるかというとそれは無理ですが、
あの姿勢だけは見習おうと今は思っています。

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そして夢のような島での滞在を終え、
再び長い長い帰路の旅につく我ら。

今回奥さんから許可された学校休みの期間は水曜日まで。
つまり木曜の朝8時までに由布院に帰らないといけないのです。

このために僕は様々な時刻表とずっとにらめっこをしました。
そしてあらゆる可能性を掛け合わせた結果。
たった一つだけの帰りのルートを見つけ出したのです。

それがこちら。

礼文島 8:45          ⇒  船  ⇒  稚内港 10:15
稚内 11:00           ⇒  バス  ⇒  苗穂駅 17:10
苗穂駅 17:14         ⇒  電車  ⇒  新千歳空港 18:00
新千歳空港 17:30      ⇒  飛行機 ⇒  神戸空港 21:00
神戸空港 21:20        ⇒  電車  ⇒  三ノ宮駅 21:45
三宮バスターミナル 23:00 ⇒  バス  ⇒  宇佐 7:10
宇佐 7:10           ⇒  車    ⇒  湯布院小学校 8:00

これが唯一無二の登校へとつながるビクトリーロード。
そしてこの成功の鍵ともいえるのが苗穂駅での乗り換え 究極の4分間。
ここを制することができるかどうか・・・。

バスが札幌に入った後はもう信号機一つ一つにビビりっぱなしでした。
そしてバスが止まった後は猛然とダッシュをかまし、みごと17:14の電車に乗れたのです。

そしてお別れの北海道。
礼文島以外ほぼ何も見れなかったのですがとても実り多い4日間でした。
僕にとってもそうですが10歳の息子にもきっとなにか大きな爪痕を残してくれたと信じています。

そして息子は2日間で50km以上歩き、
夜行移動で睡眠不足のまま無事に学校に消えていきました。

彼はその後普通に授業受けて学校終了後そろばん行って、18時半から20時半まで太鼓の練習行って、
今ヘロヘロで帰ってきた後TV見ながら爆笑中。
この後まだ今日の宿題が残っているのにもかかわらず。

桃岩荘もほんとにすごかったけど正直お前が一番すごいわ・・・。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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種子島へ

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毎年この4月の春休みはほぼもれなく韓国へと遊びに行くのですが、
今年は長女のアメリカホームステイと被ってしまい、
帰国の時間が曖昧だったので海外はやめて国内へ。

ちょっとでも暖かい場所へと思いを馳せて・・・。
車を南へ南へと走らせます。

そして鹿児島にある曽木の滝へ。
ここの別名は「東洋のナイアガラ」。
おいおい、大分県にある原尻の滝と完全に俗称が一緒じゃないか。
しかし原尻の滝が「九州のナイアガラ」と名乗ってる分だけこっちの方が名前的には有利か?

実際に見比べてみると規模では曽木の滝の方が立派ですね。
でもよりナイアガラに近いのは原尻の方だと思いますよ。
まーどっちもどっちですが・・・。

今回の2泊3日の家族旅行。
いつもながらメンバーは大量で、
我が家族4名と ダブル婆ツートップに 妹家族3名の 計9人の団体様となっております。

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そして今回来てみたかった観光場所がココ。

「曽木発電所遺構」です。
ダムの底に沈んでしまった旧発電所の跡地が水量が減ると忽然とその姿を世に再び表すのです。

周りの森深い風景と相まってとても雰囲気があります。
これしかないのですが行った価値はありましたね。

この日のお泊りは鹿児島の天文館近くのホテル。
僕とは違いグルメに命を懸ける妹が黒豚しゃぶしゃぶの店も予約しておいてくれたので、
夜は腹いっぱいにしゃぶりまくりました。
美味かった!

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そして早朝の高速線に揺られながら目指したのが種子島。
実際フェリー乗り場にいた観光客の大半のお目当てはお隣の屋久島です。

ネームバリューが違いますもんねー。
僕も屋久島は2回行ったことがありますが、種子島はというと・・・。

そんなわけで今回はあえて種子島を選んでみました。
果たしてどんなとこなのか?

大いに期待しながら島上陸です!

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まずは港近くの鉄砲館へ。
鉄砲伝来の歴史以外にも島のあらゆることが分かる総合情報基地となっている場所です。
2人の可愛らしい鉄砲隊。
即ハートを撃ち抜かれました。

従妹同士の2人は共に春から新入生の同い年。
とっても仲良しです。

この後月窓亭という古民家でお茶を頂き、
車でどんどん南下しながら日本一のソテツを見学し、
お昼は島の名物でもあるインギー鶏をいただき更に南へ。

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そして島最南端の門倉岬に到着!
前日九州本島では雨と風がすごくて大荒れだったのですが、
ここ種子島でも荒れに荒れたお天気だったそうです。

しかし!!
この日だけはスカーッと空は晴れ渡り、
気温もグングンと急上昇。

この天候ってやつだけでその場所の印象の大半が決まってしまいますからね。
これは招かれているとしか思えない。
種子島相当気合入れてお出迎えしてくれてますよ!

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これだけの青空と気温とくれば泳がないわけにはいかないでしょう。
もちろん海パンは何時なんどきでも用意されています。

さー5人で突撃だぁ~!!
しかし当然ながら4月の海は寒かった・・・。
そして知らなかったのですが種子島ってサーファーの聖地なんですってね。
そりゃそうですよ。
なんなんですか?あの常軌を逸する激しい波は!?

おかげで打ち寄せる大波にゴロゴロと好き勝手に転がされまくるのが楽しすぎて、
みんな体中傷だらけ砂まみれになりながらも大爆笑の波遊びとなりました。

ただし20分ほど騒ぎまわった後は見るも無残に脱色した唇の5名は、
軽快なリズムの震えが止まらずに実に大変でしたが。

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そして種子島と言えばやっぱり宇宙センター!
この近くにある発射台からロケットが飛んでいくんですよ。
まさにこの島は宇宙の玄関なんです。
ロマンがありますね~。

普段はほとんど観光客がいないこの島も打ち上げの時はすべてのホテルが満員御礼となるそうです。
一度は見てみたいものです。

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千座の岩屋という浸食された海岸線の洞窟より。

中から撮ると背景の空と海の青が重なって絵葉書みたいな写真になります。
これも種子島の自然だからこその一枚です。

この後島カフェでまったりして夜は地元の料亭で夕食。
ともに珈琲もいい香りで魚も新鮮でとっても美味しいのですが、
どーも僕はこの島時間が気になるんですよね。

ちょっとのんびりしすぎというか。
珈琲注文して出てくるまで30分かかるってどーよ?
豆から炒ってるのか?

更に夕食は最初にテーブルに出てる料理を大体1時間30分かけて食べ終わり、
あーちょうどいい量だねーとい言ってる後からまだ揚げ物と焼き物と汁とデザート出てくるってどうなってるんだ?
あんなに苦痛なアイスクリームも久々だよ。

でもこれが島の生活なのでしょう。
郷に入れば郷に従う。

そしてこの日の夜は大学の先輩が種子島に移住してきていて20年以上ぶりに再会できました!
大学の時にとてもお世話になった大先輩の荒木さん。
家に招いていただき懐かしい思い出話に花開きっぱなしでした。
実は先輩とはFacebookを通じて再会できたんです。
この文明の利器は本当にすっげー奴ですね。
まったく使いこなせていない僕ですがこの日ばかりは大いに感謝です。

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島時間も存分に堪能しました。
種子島想像をはるかに超えていいとこでした。
ここはもう一度行かないとだめでしょう。
またひとつお気に入りの場所ができてうれしい限りです。

そして再び高速線に1時間半揺られて鹿児島に再上陸。
そして北上開始!

この日のメインは「霧島アートの森」です。
霧島高原の周辺にガンガン看板が建っているので、
そうとう力を入れているご様子の美術館。

ここがまた良かった。
だだっぴろい敷地内の芝生や森の至る所に大型アートが沢山設置されているのです。
もちろんその作品の深い意味については僕ら凡人には到底理解できないのですが、
とにかくなんかいいのです。

しかも入場料がわずか310円と言う破格の安さ。
ここはもっと売り出してもいいとこですね。
花丸です。

ぜひ行ってみて下さい。

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最後に宮崎県にてイチゴの食べ放題に挑戦。
小学生の頃にした以来のイチゴ祭りにすっかり浮かれてしまい、
我を忘れて食べまくりました!

しかし50個を超えたあたりから苦しくなり、
70個を超えた時点で吐き気すら覚えて断念。
それでもまだまだ真っ赤に手招くイチゴの誘惑に心は乱されっぱなしでした。

やっぱり何事もほどほどが大切ですね。

とにかくお天気に恵まれたこの3日間。
確実に南から歩みよる春の気配をひしひしと感じました。

最後は宮崎周りで由布院へと帰還。
一気に標高を上げた分一気に冷える空気。
さみーんだよ!!ちくしょう!!

今目の前にあるのは楽しい旅行の後片付けという業務。
溜りに溜ったメールの処理。
そして明日からの営業開始の準備。

さーどれから手を付けようかな?
もう半分寝かけなんですけどね。
明日しよっかな。
うん、もう寝ます。
おやすみなさーい。

湯布院カントリーロードユースホステル  

長崎 ハウステンボス

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ランタンフェスティバルから1夜明け、
寒さの為に目冷める車内。
うー、寒い・・・。
やっぱまだ冬の車中泊は堪えますね。
そこで早朝から2人で嬉野温泉で暖をとる。

すっかり身体が温まったらいよいよ本日の目的地
ハウステンボスへと突入だ~!

前日の荒天が嘘のように晴れ渡った青空。
しかし気温は寒いですよ・・・。

でただ爛々と咲き誇るチューリップたちのおかげで心はすっかり春模様です。

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九州が誇る一大テーマパークであるハウステンボスですが、
平日に来るとガラガラです。
並ばないといけないアトラクションは1つもない。

このあたりはやっぱりまだまだTDLやUSJとは勝負にならないですね。

ただこの遊園地のお楽しみは日が暮れ始めた時からっ!
園内はこれでもかっ!と言う位に激しくライトアップされます。
まさに溢れんばかりの光の渦。

お化け屋敷メインのスリラーパークも賑やかに輝きだしました!
ちなみに末娘は一日中ここに来るのを拒否し続け、
結局このアトラクションは1つも入らせてもらえませんでした、トホホ。

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そしてこれがメインの光のガーデンのライトアップ。
本当に光の滝です。

22時閉園なのですが20時過ぎぐらいからもお客さんがチラホラ入園していました。
たしかにこのライトアップを見るためだけでも来る価値あり!ですよ。

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今年から登場の光のドラゴン。
こりゃーそうとう金かけてますね。

このハウステンボス様々な種類のアトラクションがあり大好きなテーマパークなのですが、
どうも今回気になったのがリニューアルされた場所でちょくちょく小金を取ろうとすること。

アスレチックの初球コースは無料でもその先は有料だったり、
ショーを見ようとすると後部座席は無料でも前の方は有料だったり、
アトラクションも入るのは無料でも参加しようとすると有料だったり。

入場時点ですでに6700円を取ってるんだから園内では寛大に、
なんでも自由に遊べるようにして欲しいなよ1ファンとして感じてしまいました。

それでも夜の8時半遊び回り、
木枯らしの吹く中無事にホテル「クルマ」に到着。
寒かった~。
ハウステンボスで再び冷え切った身体を温めるため、
もう一回近くの温泉に浸った後は武雄付近の道の駅でおやすみなさーい。

さすがに2人とも瞬殺で寝ちゃいました。

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そして最終日は朝から車を走らせ佐賀の干潟にある公園へ。
よく来る公園ですが我が家の子供達が大好きな場所なのです。
その一番人気がこの超絶滑り台。
もはや滑ってないです。
「落ち台」。

今まで長女と長男はクリアーしてきたのですがいまだ滑った事のない末っ子。

「にーにとねーねがしたからわたしもする!」
と強い決意を持ってこの頂上に来たのです。

もうこの春からは小学生。
彼女の中でここは進学前に越えるべき大きな山らしいです。

そんな確固たる思いとは裏腹になかなか滑り切れない彼女。
かなり怖いみたいです。
そりゃそうでしょう。
身体の大きさで考えたら僕たちの倍近くは怖いはず。
ひたすら悩みぬく事10分。
ついに時は来る。

心を決めた彼女は決死のダイブ!
スィーーーン。

一瞬にして地上に舞い戻った彼女の顔は満足感と達成感に満ち溢れていました。
よく頑張った!
これで迷いなく小学校にいけるね。

また一つ逞しく成長していく子供の姿をとても頼もしく感じる父でした。
ちなみにこの後何度かパパも行きなさいとせかされたのですが、
得意の言い訳マシンガンで無事逃げ切った事も報告しておきます。

これで恒例の2月の旅は終了です。
世の中の春節の賑わいも落ちつくでしょう。
さーこれからは春休みシーズンの到来ですよー。

湯布院カントリーロードユースホステル  

長崎ランタンフェスティバル 2017

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今年もこの時期がやってきました。
汚れた心をランタンの灯かりによって浄化してもらうあの季節が。
さー今年も車を西へと走らせ行こう!長崎ランタンフェスティバルへ!

今年も掃除を終わらせた日曜日のお昼過ぎに、
諸事情が絡まり合い車2台にて由布院出発。
今回のメンバーは我が家族5人とお手伝いのフランス人2名です。

実はちょっとした楽しみがありまして・・・、
それは3年前のこのお祭りに来た時の事。
その時一緒に連れてきたドイツ人と中国人の女の子がこのランタンの怪しげな誘惑に巻き込まれ、
なんとその後付き合いだすようになったのです。
しかも去年はついに結婚しましたのハガキまでいただきました。

そんなわけでこのラファエルとガエルのフランス人ペアがこの後どうなるのか・・・。
期待が高まりまくりですよねぇ~!!
(とひそかにテンション上がってるのは僕だけですが)

しかしながら朝から空を覆ったどんより雲は、
午前中はひたすら雨を降らし続けていたのですが、
長崎に到着して車を駐車場に入れる時に一気に吐き出した大雨を最後にぴたっとやんだのです!

きた!
やっぱきてますよ!!
今年ももれなくきっちゃってるみたいですね!!!
よーし、お祭り繰り出すぞ~

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そして雨も上がった光の渦に溢れた坂の街を散策ターイム。
もう毎年来てますからね。
「これが絶対に見たいっ!」っていうのはないんです。
なるべく人が少なそうな場所を選びのんびりと歩く。

そして食べ物もどこのお店も似たようなものを売っているのですが、
もう各々がお気に入りに店があって、
そこで毎年同じものを買って食べて喜ぶ。
この安心感がとっても大事なんです。

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そんな中今年は「カフェオリンピック」という喫茶店に行ってみました。
どうやら長崎では知らない人はいないという位有名なお店の様です。
ではいったい何がこの店の名をそこまで世に響かせたのか・・・?

それは超巨大化されたパフェのためでした。
日本人ってでっかいの好きですもんねー。
僕達も当初はせっかくなんでその大将パフェを頼んでみんなで食べようと考えてました。

ただお店に入ってその実物大のオブジェを見た瞬間に一気に熱は急降下。
その高さなんと 120cm!
これうちの末娘よりも高いですよ。

こりゃなにがあっても絶対に無理だ。
この平和を求めてきた夜に戦う必要まったくない。
あっさりと白旗を掲げた我々は結局みんなそれぞれが好きなパフェを頼もうという事になったのです。

そして出てきたパフェがこれ。
いや、ありえんっしょ!
これで高さ35cm。
この店では最弱の歩兵クラスのパフェです。

しかしアイスに遥か頭上から見下ろされビビりまくる息子。
結局3つのパフェを命からがら食べきった我々は、
120cmの最強パフェに挑まなくて本当に良かったのほっと胸を撫で下ろしたのでした。

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今年もすっかりとキレイになった心。
心ゆくまで中華気分を味わいました、ありがとう長崎!
また来年もよろしくね。

そしてフランス人2名はそのままお泊りで市内のゲストハウスに去っていきました。

奥さんと長女と長男は翌日に学校があるので、
そのまま車で由布院へと走り去っていきました。

残された僕と末娘はもう一日の自由時間あり。
これからは愛する娘とのラブラブタイムです。

ただ「もう夜も遅いので高速途中のSAでおやすみなさい。
もう車中泊に慣れっこの彼女は速攻で爆睡モード突入です。

いつでもどこでもホテルになる。
この自由さが車中泊の楽しみなんですよね。

さーまだ1日半遊べるぞ~。
一人翌日に胸躍らせながら車で静かに酔う夜。

湯布院カントリーロードユースホステル  

正月旅行

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なんだかんだいってもやはりそこはお正月。
やはり目も回るくらいに忙しかった。

今年も沢山の人の波に揺らり揺られてなんとか無事に終了するも、
すっかり酔い疲れた身体を癒すために3日間のお休みをいただきましたー。

ただ今年はいつもの遠征メンバーの多くが欠席で抜け落ちてしまいました。
まずは長女は休み明けの試験に備えて自主的にキャンセル。
奥さんは正月に食べた餅が絡まり歯の詰め物が抜け顔がまんまると腫れあがり痛みのためにキャンセル。
そしてババ1号はいろいろと用事が重なりキャンセル。

一気に先発が3人落ちの危機にもめげず、
今回のメンバーは僕とチビ2人。僕の妹とチビ2人。そして母の計7名。

今回は何一つ激しいやつは求めていないのです。
とにかくのんびりしたい・・・。

そんなささやかな望みを満たすべく用意された空は紺碧のブルー。
正月の太鼓初叩きに出かけた息子が帰ってきた午後から出発した一行が向かった先は、
のんびりと言ったらここ!
の切株山。

軽く山頂の広場でゴロゴロして休み気分の序章を味わった後は、

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慈恩の滝にて軽く水しぶきを浴びる。
なんとここには新しく道の駅ができていた。
売り出す気だな・・・。

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この日のお泊りは杖立温泉の「ひぜんや」さん。
この温泉地の中でほぼ独り勝ち状態のマンモスホテルです。

このホテルの特徴は全国で唯一館内に「大分県」と「熊本県」という2県の県境があるという事。
これもちろん両県に税金払ってるんでしょうね。

しかし館内の広さといい部屋の広さといいかなり驚かされました。
今回ホテル側には朝キャンセル者が出た事を説明し、
キャンセル料も払うと伝えていたのですが、
やはりこのデカさがいけないのか・・・?

なんと厨房まで連絡がきちんと伝わっておらず大人3人子供2人幼児2名のはずが、
大人4名子供4名分の料理がどかーーん!とテーブルには用意されていた!
もともと全員小食の我々の最も恐れていたことが現実に・・・。

「こちらもう準備してしまったのでサービスさせてもらいます。ぜひ皆さんでお召し上がりください」
と不敵な笑みを浮かべて伝えてくれた中居さん。
殺る気だ・・・、絶対に・・・。

一気に戦場と化した楽しいはずの夕食の席。
次から次へと運ばれる料理に軽く恐怖感じながらもなんとかなんちゃって完食です。

全員で苦しみながら部屋に戻った後は館内のボーリング場で軽く汗を流し、
さてさていよいよ温泉タイムだ!

このホテルにはなんと館内・館外合わせて5つの風呂場があるのです。
さらに一つの風呂場がめっちゃでかくて4~8位の湯船があるのです。
つまりとんでもなくいっぱいあるってことですね。

しかしせっかくここまで来たんだ。
すべて入ったろーろーやないか!

ただ「のんびり」という平和なキーワードだけを求めて来たはずなのに、
なんなんだ?この挑戦の連続は!?

こうして満腹と湯あたりでフラフラの夜は慌ただしく更けていくのでした。

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2日目はここから一気にグリーンランドへと移動!
同じ熊本県内と甘く見てたら意外と時間がかかった。

結局昼過ぎから入園。
空は生憎の曇りですが遊び倒すぞ!

「え~?そうなんですか~?意外~」
と言われるのを恐れて若い時は常に必死に隠し通して無理をして生きてきた僕ですが、
もう30を過ぎた辺りからは自分に正直に無理をせずに生きることにしました。

はい、そうなんです。
僕はジェットコースターまったく乗れません。
嫌いなんです。
子供達のお願いコールにも大人げなく全力で拒否!

ここは実にたくさんの種類のジェットコースターが用意されているのですが
この日も母と妹にその部分は預けっぱなしです。

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途中で出てくる怪獣の赤い的をレーザー銃で撃つとポイントが溜っていくというアトラクションがあり、
17000点以上を叩き出すと景品が貰えます。

しかし当然これが一筋縄ではいかなくてかなり難易度が高いのです。
一回目にみんなで挑戦するも誰一人10000点も越えずに、
飽きたチビたちはすぐに次の乗り物に行ってしまったのですが、
入り口のお兄さんの「はーいお疲れ様でした~」という乾ききった声に一気にスイッチが入る!

「もう一回お願いします」
再び並び直して2度目の挑戦も12000点程。
こりゃーこのままでは終われん!

出てくる的の癖やレーザー銃の特徴を慎重に見極めながら学習と位置づけた3回目・4回目。
そしていよいよ時は来た。
もうなかば呆れ気味となりつつある「はい次の方どーぞー」というお兄さんの声をスルーし、
いよいよ集中力をマックスまで高めた5回目の挑戦。

暗闇の中次々と現れる的を的確に射止めるレーザー銃。
気分はすっかりゴルゴ13。
ほぼすべての敵を全滅させたその最終スコアは 見事に18900点!
うっしゃぁ!

「報酬はスイス銀行の口座に振り込んどいてくれ」
と言いたいとこですがその場ですぐに貰った景品はどーでもいいポケモンのベルでした。

はっはっは。
俺の貴重なお休みの時間を返してくれ!

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このグリーンランドの営業時間は夜の20時まで。
そして夕刻からは園内は実に華やかなイルミネーションに飾られます。
確かにちょっと寒い。

でもそんなことが気にならない位にキレイな世界でした。
相変わらず超広いこの遊園地。
結局今回もまったく全アトラクションクリアーならず。

でも今まで絶対に僕につき合ってくれなかったホラー系のアトラクションに、
ついにゐなせがつき合ってくれた!
お化け屋敷超大好きな僕にとってはこれはとっても朗報です。

そしてこの日のお泊りは遊園地の近くのセキアヒルズと言うホテルで。
今回で4度目の利用ですが山の中にあり静かでいいとこなんです。

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3日目はちょっと大人の時間となったのですが、
世界文化遺産となった三池炭鉱の「万田抗」を見に行きました。

かつて栄えた炭鉱跡は今も当時の過酷さを大変さをまざまざと感じるものでしたが、
当然子供たちの心には一切響くものはなかったようで、
僕は一人でチビたちのお守役でした。

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その後大牟田の動物園をゆっくりと楽しみました。
大人 370円 子ども 正月は無料 という破格の低料金の割には、
中は十分に広くてじっくりと楽しめる場所でした。

なんで水族館はあんなに高いのに動物園はこんなに安いんでしょうね。
5倍はしますよ!
ただ僕もどっちが好きか?
って聞かれると間違いなく水族館なんですけどね、5倍くらい・・・。
まーそういうことですね。

その後八女市で街並み散策したりスイーツ食べたりしてこれにて正月休みは終了。
毎年この時期は遠出するのですが、
たまには近場でのんびりするのもいいですね。

そしてふと気づくと明日からまた連休じゃないですか!
やばい、早く気持ちをこっちの世界に戻さねばぁぁぁぁ!

湯布院カントリーロードユースホステル  

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