仲直りの由布岳

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我が家のトラブルメーカーがまたやらかした。
一度ママとの「9時以降はゲームをしない」という約束を破り、
ママに1週間のゲーム禁止を言い渡された息子。

その1週間後僕と富士山に登りに行く前夜にこっそりと隠れて部屋でゲームしていたことが判明。
一度きちんと怒らないとな・・・。
父は夜中の1時から息子を連れだし20kmを2人で明け方まで歩ききり、
腹を割ってじっくりと話し合う。

「もう絶対に約束は守ります」
泣きながら父母に約束した息子は・・・。
その一週間後に再び愚行を繰り返す。

こっそりと隠してあったゲーム機を探し出して友達の家に持って行ったのです。
こいつは・・・、馬鹿か??
なぜばれないと思ったのか・・・?

怒りを通り越すと人間悲しみが心を包み込むようで、
それからの10日位はほとんど息子と口をきかない時間が過ぎていったのです。

しかしやはりこれではいけない!
間違った事をしたなら見捨てずに何回も教えるのが親の義務だ。

そう決意した朝。
相変わらず無言で集団登校の場所まで行くために車に乗り込んだ息子を拉致し、
目指すのは我が由布岳だ。

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いきなり連れて来られた登山口で戸惑う息子を引き連れ、
そのまま一気に頂上へと向かいます。

もちろん一切途中は無言。
しかし広がる由布岳の西の峰にて、
もう一度お互いの思いを話し合う。

彼の思いを聞き、僕の思いを伝える。
そうして10日ぶりに、
ついに仲直りです!

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ゲームを隠れてやった事なんて本当はどうでもいいんです。
ただあれ程強くかわした約束を1週間後に平然と破ってしまう事が、
今後の彼の人生に大きな弊害を生んでしまうかもしれない。
それをよく考えて行動してほしいんです。

登りは戸惑い恐れながら必死に登っていた彼も、
下りはこの通りニッコニコ。

2人で10日分の溜った話で盛り上がる。
我が息子ながらこの立ち直りの早さには感動ものです。

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そして10時過ぎには下山。
「今日学校どうする?」
と聞くと
「最後のプールだから行きたい!!」
という訳で彼はこのまま学校に直行しました。
元気な男です。

少し彼の日常の不満や本心なども聞きだせた今回の事件。
息子も確実に一人の人間として育ってきてるなーと感じました。

親と子供として一緒に遊べる残り時間は確実に迫ってきてるようです。
もとの関係に戻れて本当に良かった。
あと少しだけたくさんのいい時を過ごしたいなー。

そんなちょっとした我が家の大事件でした。

湯布院カントリーロードユースホステル  
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緊迫の黒岳

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朝日とともに出かけると・・、
こんなに足が伸びるんですよ~。
ビヨヨーーーーーーーン。

昨日が祝日だったので一日ずれる火曜登山。
本日の獲物は九重連山の一角を占める「黒岳」です。

草地や岩場が主流の九重連山のなかでモサモサと原生林に覆われる秘境。
それが黒岳です。
朝の6時30分から登山開始。

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本当に緑深い森の中。
しかし本日は出発の時点から身体がなにやらおかしい。
どーも眠たくてしょうがないのです。
なかなか上がらないペースと身体のだるさ。

これは恐らくWカップの睡眠不足がいよいよ脳を蝕み始めたようです。
ある意味止むを得ない幸せの代償でしょう。
ボーとしながらとにかく右足と左足に全操縦権を委ね、
機械的に一歩二歩と前に進む。

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この黒岳という名前は総称で、ここはいくつかの山頂からなる山群なのです。
ますは1つ目の天狗岩が木々の間から見えてきましたよー。

巨石がいくつも重なるようにして作られているピークです。
ここをよじ登るのは結構勇気がいります。

雨や雪の日なんて本当に危ないでしょうね。
ただ晴れ渡る今日は乾いた岩肌をしっかりとホールドしながら、
ひたすらロッククライミングしていくと・・・。

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こんな場所にでるのです!
イエーイ、眺め最高。
ピッと立ってますがすぐ後ろは断崖絶壁です。

ずっと森林帯を歩くこの黒岳の中で周りの風景を見渡せるポイントは数か所のみ。
九重連山に由布岳、また遠くには阿蘇の山々も見えていました。

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そのまま黒岳最高峰の 高塚 をハント。
しかしこの原生林ってやつは歩くときは本当に厄介でした。
どこもかしこも同じ様な木々で囲まれているのでルートが見つけられないのです。
もともとあまり登山客が来ないこの山では、
目印の踏み跡すらほとんど見つけられません。

今日も何度同じ道を行ったり来たりを繰り返したことか・・・。

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いつも通り山を舐めきっている僕は、
500mlの水 1本しか持ってきていません。

いつもより上がらないペースに刻一刻と失われていく体内の水分。
そしてガンガン上がっていく気温。
さらにだるさマックスの身体。

これはちょっとヤバそうです。
身体が思うように動かないのです。

それでも根性で前岳も制覇。
よっしゃ・・・。、あとは下るだけだ。

しかしこっからもまた長いんですよ。
歩いても歩いても近づかない下界。
音楽のボリュームマックスにしても心は躍らず。

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嫌な感じの汗で全身浸かりながらなんとか黒岳から下山できました。

しかしこの山、
登り口と下り口が別なんですよ・・・。

ここから駐車場までは炎天下のアスファルトの中4km程移動しないといけません。
当初は走る気満々だったのですが、
喉はカラカラ、頭はフラフラの現状を考えると下手すりゃ倒れるな・・・、
と素直に弱さを認めておとなしく歩いていきました。
ひょっとしたらこれが世で言われる熱中症ってやつだったのかもしれません。
まさか自分がなるなんて・・・。 

そしてようやくたどり着いた駐車場!
久々に感動のガッツポーズが発動です。
いやー今回の疲れ方は24時間サバイバル登山にも匹敵しましたね。
体調って大事ですね。

今回の所要時間はたっぷりと4時間半。
しかし5年前の僕はこの同じコースを3時間半で走破しているのです。
5年で1時間衰えたのか・・・?

いやいや今日は調子悪かっただけっすよ!
近々必ずもう一回来るぜ!
5年前の俺様よ。
首洗って待ってな!!

しかし今日は本当に疲れました・・・。

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あぁ素晴らしき海の日

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例えば今日が「山の日」だったとしても・・・、
恐らく海に行ってしまっただろうと確信を持てるくらいに晴れ渡る本日。

名実と共に今日は揺るぎなき「海の日」ですよ。
夜が明けたら朝になるように。
月曜の次は火曜がくるように。
今日はもう海にいくしかないんじゃないっすか・・・?

そんな僕の海心をさらにくすぐる新アイテムがこれです!
最近手に入れたばかりの新型水中メガネ。

従来の目の部分を覆うだけのメガネとは明らかに違いますよ。
まずは顔全体を覆う視野抜群の広域レンズ。
更に呼吸も今までの口呼吸だけとは異なり鼻呼吸もできるのです。

さぁこの僕を次なる新たなステージへといざなっておくれ!

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目指すのはいつも国東。
もう海と言えばここしかないんですよ。

さっそく新水中メガネに顔を通してみる。
なんかヒーロ―みたいでかっちょいいな。

途中で今年の分の新ヤスを買おうとしたらなんといつもの店ではもう扱ってないとっ!!
困ったな・・・。
しょうがないのでたまたま持ってきていた3年前のボロボロヤスで海に向かう。

そして泳いでみた新メガネの威力はというと・・・。
まず視界がとても広い!
これはいいな、これだけ見えれば岩に擬態した生き物どもは一網打尽だ。

次に潜ってみる。
ん・・・?
なんか水がチョロチョロ入ってくるな。
よし、吹きだそう。
ってこのタイプは排水できないんか~い??!!

なんと一度入り込んだ水を抜けなのです。
顔の形などから完全に浸水を防ぐことは不可能です。

つまり・・・、
水が入るたびに海面に上がりメガネを付け直さないということ。
ふざけんじゃね~!!!

いやーやられましたわ。
こいつ完全にクズでしたわ。

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結局メガネ内に溜る水抜き作業にほとんどの時間を取られ、
さらには持ってきたヤスも数分で折れ去り、
散々な目にあいながら海の日の遊泳は終了です。
トホホホ。

それでも気合いで少しだけ魚などのお恵み品はゲットです。

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その場ですぐに調理して今日も美味しくいただきまーす。
イングランドから来ているリサは勿論、
今まで生きていた海産をその場でいただくなんてことは初体験。
興奮しながらもペロッと食べてくれました。

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そんなこんなで遊んでいるうちに、
今日も途中で下車して15km走ってきた奥さんも汗だくで到着。
今日も暑いなか良く頑張った!
さー海へどうぞ!

とおススメしたのですが、
泳げない彼女は全て拒否してさっさと着替えてしまいました。
君~、海の日の意味ないよ~。

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みんな2時間存分に遊んで終了。
海さん、今日も心豊かに過ごさせてくれてありがとう。

2週間後にはこの舞台で開催される僕のイベント「24時間サバイバルキャンプ」

次は遊びでは終われない。
絶対にお恵みを獲りまくらないと他のメンバーが飢えてしまうのです。
水中メガネは前の奴に戻そう。
そして絶対に新たなヤスを手に入れないといけない。

ちょっと不安なのはお恵みの絶対数がかなり少なかったこと・・・。
なんでだ?
何か不調を招く原因でもあったのかな?

なんにせよ今年のサバイバルはかなり沖の方まで攻め入らないといけなさそうです。
開催は7月29日(日)と30日(月)
まだまだ参加メンバーも大募集中ですよ~。
24時間サバイバルキャンプ

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中岳へお礼参り

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先週無事に日本一の富士山に登頂することを報告するために、
今日は朝から九州本土最高峰の中岳へと向かう。
出発前にも登頂祈願をしてきたのでお礼も兼ねて。

いつもはどうしてもその辺の山にも寄ってしまうのですが、
今日はまずはまっすぐに中岳を目がけてどんどん歩を進めます。

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それにしてもいいお天気でした。
ここ数日の大雨が嘘のように晴れあがった空。
時折吹く強風も程よく汗を拭ってくれる天然タオルの様です。
雨上がりの後の緑達も久々の光合成を心から楽しんでいるようでした。

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どんな大雨にも大風にもびくともしない山小屋。
さすがですね~。

ちなみに今回の大雨でも九重の山々に被害はないように思えました。
これからいよいよ山シーズン開幕ですかね!

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そして富士登山の報告とお礼を中岳に!
新しい山に登る時ってワクワクが止まらないのですが、
このいつもの九重に登る時の安心感と開放感もほんとに大好きです。

いつも心の安らぎをありがとうございま~す。

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少し時間が空いたので今日は久々に鳴子山へと足を伸ばす。
九重の上ステージで最も離れた場所にあり最も行きにくい山です。
多くの山マップにはその名前すら載っていないので知らない人も多いでしょう。

実際にこの山への往復は道も狭く険しくかなりの体力を消耗する割には、
あまり達成感のない山です。

それでもちゃんと1600mオーバーですからね。
今年の9月に開催予定のイベント 
「24時間サバイバル登山 16サミット」の時に避けて通れぬ山なのです。

※16サミット  1600m越えの山を全山走破すること

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今日も久々に心の湿度を完全に乾かし切る爽快な登山でした。
この後昔うちで働いていた香港人が友達と一緒に遊びに来てくれたので、
帰り道の途中にあるお店でガレットランチ。
1年ぶりの再会を楽しみました。

しかしここのガレットとパン相変わらずグレイトに美味いっす。
ちなみにここまで奥さんは走って来てます・・・。

天気予報を見るとしばらくお天気マークが続いてますね。
だれか一言。
「梅雨明け」と告げてほしい!

そして夏を身体全体で受け止めたいものです。

湯布院カントリーロードユースホステル  

やっと雨の勢力弱まる

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西日本を襲った記録的な大雨。
TVを点ける度に増えていく被災者の数に胸が痛みます・・・。
幸いにも由布院は今回は被害がなくて済みました。

それでも福岡からの交通網は完全に遮断されてしまったため、
土曜日の予約はなんと9割キャンセル!
痛恨だ~!
今朝はたった一人だけ車で来てくれたお客様を丁寧に送り出すと、
その後に広がっているのは膨大なる自由時間。

空は変わらずにわか雨を落とし続けていますが、
こんな時こそ気分をアゲアゲにするためにお出かけしよう!

まずは安心院ワイナリーへと立ち寄り、
僕とちびっ子以外はみんなワインの試飲でほんのり紅色に。
遊びのガソリン入ったかい??

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続いて今日のターゲットは豊後高田市。
ここは「昭和の町」を前面に打ち出してただ今人気急上昇の場所なのです。

ちょうどこのボンネットバスの無料周遊ツアーの時間に間に合い乗ることができました。
町中をガイドさんの説明を聞きながらゆっくりと周るツアーです。

しかしながら数は多くないにしろ、
今まで何人かのガイドさんの説明を聞いてはきましたが、
今日くらいにぶっ飛んだガイドさんに出会ったのは初めてです。
衝撃的すぎて震えました。

それくらいにやりたい放題にしゃべりまくるガイドさん。
これにはもと関西人の僕も笑い転げっぱなし!
いやー久々に恥と見栄とプライドを捨て去った生き物を目の当たりにしました。
人間突き抜けるとここまで面白くなるんですね。

土日しかないそうですがこのツアーはぜひぜひ参加するべきです!

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せっかくポーランドからのお手伝いのオルガがいるので、
昭和の街並みを再現した博物館を見て回る。
所狭しと並ぶ古く懐かしい物やポスターやおもちゃの数々に、
よく分からないなりに感激しながら見て回る彼女。

そんな中最近できたと思われる博物館がありました。
それがチームラボが展開している塗り絵が動き出す「チームラボギャラリー」

中にある塗り絵に好きなように着色していくと、
それがかなりリアルな姿になって目の前のスクリーンに映し出されるのです。

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その様子がこちら。
なかなか皆さん個性的なキャラクターが多いですね。

ちなみに僕のは身体に「湯布院」とタトゥーをいれた一つ目の男です。

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さらにチームラボは近くの真玉海岸にもうひとつギャラリーをかまえています。

こちらは暗い部屋に入ると4面に国東半島に咲く花々が咲いては散りを繰り返し、
そのまま次々に季節がいれかわっていくという作品です。

圧倒的な映像美と透き通る音楽が交わる空間はとても荘厳でした。
だれもいなくて貸切っていうのも良かったですね。

みんなで用意されたでっかいクッションに寝転んでしばらく夢の世界にトリップ。

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さらに国東が今売りにしようと必死なのがLOVEなのです。
道路の名前も「恋叶ロード」とあからさまに名付けたりしちゃってます。

さらに道路沿いの海を見渡せる公園には縁結びのモニュメントが!
いかにもできたてらしく汚れ一つない像には、
これまた2人の名前が書かれたピッカピカな恋の鍵が沢山かけられていました。
皆さんも歴史を作るのに一役買ってはいかがですか?

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そしてこのあたりから重く垂れ下がっていた雲がスーッと流れ始める。
その切れ目からは時々なにやら明るいものが。
晴れや・・・。

さーついにこの時がきましたよ!
雨なのでインドア系の場所ばかり考えていたのですが、
この天からのお誘いの光を受けて急きょ予定変更です。

目指すのは1時間ほど歩いて目指す「大不動窟」
最近見つけた中々の穴場の洞窟です。

洞窟の中から眺めると外界に広がる緑と石柱がなんとも素敵な場所です。

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なんとか必死で着いてきた母親はもうヘロヘロ。
いやー本当に晴れてきて良かったね。

ひたすら海沿いをドライブしながらも、
時間の関係で残念ながら「泳ぐ」という選択肢を入れられなかったのですが、
大雨の影響か茶色く濁った海面を見ながら今日は諦めます。

最後はオルガ待望のお寿司を食べて今日のお休みは無事に終了です。
なんかまた台風が南の方でできてるみたいですね。

なんとか逸れてほしい。
今はそれを心から願うばかりです。

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